雨漏りの原因だった屋根

BEFORE

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AFTER

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9月より着工しています倉敷市昭和町のKマンション改修工事が大詰めを迎えています。問題となっていた屋根ですが、数年前に施工した業者がカラーベストを割っていたため、漏水していました(酷い状況です)こうした状況ではコーキング等の補修をしても、基材を維持していく事は不可能に近いと判断しました。お客様には状況を説明し屋根はガルバリュウム鋼板でカバー工法するようお勧め致しました。屋根工事も無事完了し、コストはかかりますが、ここまでやっておけば今後数十年は屋根を触る事はないと思います。
塔屋の壁面からも漏水




塔屋の中はコンクリート打ち放しのままで仕上げをしていないため、経年劣化と共に水分吸収してきている状況でした。また上部には笠木が取りついていないため、水が切れなく滞留する状態です。どちらの状況も水分を抑制出来る状態ではないため、結果水分が表面(タイル部分)に水分が出て、モルタルを突き抜けエフロレッセンス(白く白濁した状態)を引き起こしています。
この状態を修繕するには、内部のコンクリートを一度洗浄し、再度樹脂モルタルを塗ります。その後に防水性のある塗料で塗装します。さらに笠置をかける必要があります。笠木を付ける理由としては、取り付けすると水が切れるので、タイルに水がかかり難くなります。また笠木に勾配を付ける事で、水が塔屋内に流れ込むよう工夫して施工します。こうする事で、表面のタイルに水がなるべくかからないようにする事で、タイルの剥落も抑制出来ます。
笠木に使用する基材はカラー鋼板(ガルバリュウム鋼板)、塔屋内部に使用する材料はSK化研のレナエクセレント(高弾性)どちらも水分を抑制するという意味では申し分ない材料となります。
排水も考えて仕事する

既存の樋

新たに連結した樋

落とし口の工夫
以前の樋は屋根に垂れ流しの状態で、雨が降ると建物の近くを大量の水が流れていく状態でした。新たに樋を増設し、延長する事で、建物周辺に大量の雨水が流れないように工夫しました。また樋の落とし口も途中穴を空け、水が分散して流れるように工夫しています。こうして長年培ってきた技術を駆使する事で、お客様の財産を維持していける施工が出来ると確信しています。今月いっぱいで概ね工事が完了する予定です。最後まで気を抜かず、優良工事を目指します。
記事内に記載されている金額は2018年10月26日時点での費用となります。
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