こんにちは!今日は前回のブログの屋根のリフォーム・メンテナンス ”瓦の葺き替えとは?”の続きです!
前回は瓦の葺き替え工事をご紹介いたしました。今回は”カバー工法”について分かりやすく説明します♪

瓦のカバー工法って聞いたことありますか?私はこの仕事をするまで屋根のメンテナンスにこんな画期的な方法があるなんて思いもしなかったです。
カバー工法というのは、古い瓦はそのままで新しい瓦をカバーするように上から乗せる施工方法なんです。古い瓦の上に瓦を乗せるので上に乗る瓦は軽量の瓦を選ばれることが多いです。
カバー工法のメリットとしては、
〇既存の瓦の上に瓦を乗せるので雨漏りしにくく防音性や断熱性が上がる。
〇古い瓦の撤去費用がかからず工期が短くて済む。
カバー工法では瓦が2重構造になるので重さが増してしまいます。なので、乗せる瓦にはガルバリウム鋼板などの軽量の瓦を使うことが多いです。既存の瓦はスレート・カラーベストなど平らな瓦での施工になります。
私が見た現場では、スレート瓦の上にガルバリウム鋼板を乗せるカバー工法でした♪

↑スレート瓦の上にガルバリウム鋼板を乗せています。白いシートは防水シートです。既存の瓦の上に防水シートを敷き貼り付けてから、ガルバリウム鋼板でカバーしています。2重構造で防水シートもあるので雨漏りも安心ですね♪

↑使用しているガルバリウム鋼板です。軽量なのに丈夫で錆びにくいことで最近人気の屋根材です。金属屋根と聞くと工場や倉庫に使ってあるような・・とマイナスなイメージを持たれている方もいらっしゃると思いますが、最近のガルバリウム鋼板はデザイン性が高く、スタイリッシュな雰囲気に仕上がりますよ!
このガルバリウムも少し凹凸がありマットな色合いで金属素材に見えないようなデザインです。

↑完成した屋根です。新築の屋根のようになりました。ガルバリウム鋼板は金属素材なので熱が伝わりやすく、雨音も響きやすいですが、カバー工法による2重構造によってそのデメリットが解消されています。
街の外壁塗装やさん倉敷店では外壁の塗り替えだけでなく、屋根の塗り替えや瓦のメンテナンスも得意です。しっかりと屋根の診断をしてからその家やお客様の環境に合うプランを考えていきます。
記事内に記載されている金額は2018年12月08日時点での費用となります。
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