岡山市福富 K様邸 着工NOU

岡山市福富K様邸が着工しました。弊社のホームページよりお問い合わせ頂き、数社の相見積もりから弊社を選んで頂きました。足場を架けると現調時には気付かなかった小さなクラック(ひび割れ)や劣化した部分が多数見つかりました。弊社では現調を梯子を架け入念にチェック致しますが、仮設足場を架け至近距離から見るとさらに不具合をお越した箇所が見つかります。今回新たに発見した箇所は外壁のクラック(ヒビ割れ)軽微なクラックですが侮れません。軽微な部分が今後広がるとその部分から漏水を引き起こす可能性が大です。塗装工事は下地処理が一番重要なポイントとなります。どんな良い塗料で塗装してもクラック部分より水が浸入すると簡単に漏水してしまいます。今日のフ現場ブログは下地処理の重要性について書きます。
他社のクラック(ひび割れ)補修方法


通常の外壁補修
通常外壁クラック(ひび割れ)を補修する場合は写真(右)のようにヒビ割れ部分にコーキングを充填し塗装してしまうのが一般的です。でもその工法だと、コーキングがクラック(ひび割れ)に少量しか充填出来ないので、すぐに破断してしまいます。そうなると外壁塗装してお引渡し後、数か月でサイディングが割れてしまうという事もしばしば。割れてしまうとその部分から漏水し、サイディングの裏面に水が回り、雨漏りやサイディングの反りを引き起こします。
サイディングの補修はここまでやなないとダメ


カッターで溝をさらに堀り巾5mm、深さも5mm程度確保
ではどのようにサイディングに入ったクラック(ひび割れ)を補修するのがベストでしょうか?それは一度入ったサイディングのクラック(ひび割れ)部分をカッターを入れ溝を深く取ります。なぜこうしておくかと言うと、次に施工する弾性パテ材が十分に充填できるからです。溝を確保しないでわずか1mm程度にコーキングを充填してもほぼ意味はありません。クラック(ひび割れ)の大きさにもよりますがこれくらのクラック(ひび割れ)であれば巾5mm×深さ5mm程度確保すると良いでしょう。
オート化学 オートンアドハー 外壁クラック(ひび割れ)充填剤



ここまで聞き込みを入れ切開しておくと弾性パテ材が十分に充填し、効果が得られます。そして弾性パテ材をカートリッジに入れ充填していきます。打ち終えた後は丁寧にヘラで押さえ込んでいきます。一度の充填では弾性パテが痩せてしまうので、状況にもよりますが数回打ちます。
見落としがちなケラバ等の細部


この部分も現調では発見できなかった屋根上のケラバの割れ。よく見てみるとビス穴周辺からバックリ破断しています。この状態は一番まずい状態で雨が降ると即効で漏水してしまいます。今回のケラバは塩ビ製で出来ているので、変性コーキングを打ち補修させて頂きました。こうしてお客様が目にする事が出来ない細部な部分まで見て手を入れる事で、今後お客様の財産価値維持向上へと繋がると思います。
記事内に記載されている金額は2018年09月11日時点での費用となります。
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