福島市の会社で、倉庫の屋根を見てほしいとの依頼で行ってきました。
上に上がってみると、屋根は波トタンで読んで字のごとしで、波上になったトタン屋根です。
茶色に塗装されている波トタン屋根ですが、伊悪露が濃くなっているところが赤さびです。
赤さびは、トタン自体を腐食させ、どんどん劣化が進んでいきます。このままでは、穴が開いてしまいますね。
波トタンの上には、エアコンが上がっていました。エアコンの架台も鉄骨で作られているので、錆びていますね。
重いエアコンが、屋根の上に上がっているだけで、波トタンへの負担は大きいです。
そこに錆が発生しているとなると、トタン自体が薄くなってきたときに、エアコンを支えきれなくなり落ちてしまう可能性もあります。
ここで錆を食い止めなくてはなりません。
エアコンの架台だけではなく、下地の木もボロボロですね。これは交換になりますね。
波トタンを葺き替えではなく、塗装する場合の方法をご紹介します。
先ずは、この錆をケレン棒や布ペーパーを使って落としていきます。
錆を削り取った後に、高圧洗浄で汚れを落としていきます。錆が発生した屋根は、このけれん作業が一番重要です。どこまで綺麗にできたかにおよって、屋根塗装が成功するのです。
そのあと、錆止めを塗って浴びと完全に止めて、その後ウレタンやシリコンやフッ素などの上塗り塗料を使って塗装していくわけです。
屋根塗装を成功するためには、下地になっている屋根の材質を良く見極めて、適切な塗料を使うことが大事ですね。
明り取りの為の、プラスチックの波板がめくれ上がっていますね。こうなると、この部分は交換になってしまいますね。
ここから下には、完全に雨が漏っていました。早めの交換をお勧めします。
記事内に記載されている金額は2019年12月28日時点での費用となります。
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