今日は、以前に賃貸アパートの屋根・外壁塗装でお世話になりましたオーナー様から、福島市内の別の賃貸アパート屋根が白っぽくなってきているので、いずれ塗装をしたいと考えているが先ず、調査（無料）をして欲しいとのご依頼を頂き、お伺いしました。
梯子を掛け安全を確保したのち屋根に上がりました、屋根はコロニアル葺きで長い年月の経過により塗膜の退色と劣化が進んで、全体に白っぽくなっているのが目立ちます。
屋根の頂上のトタン棟包みには特に異常は認められません。
屋根ケラバ部周りの状況になりますが、特にケラバ部に沿って黄色っぽくなっているのが分かります。
ここは湿気が残りやすいために苔や藻の付着が多くなっていると思われます、また、軒樋の集水桝に鳥の巣と思われる藁のような物が見受けられますので、降水量が多い時に軒樋から雨が溢れてくることが予想されます。
屋根を近くで見ていますが、コロニアルの表面にかなり苔や藻が発生しています。
コロニアル自体にヒビや割れは見受けられなく、また、雪止めに異常は見られません。
苔や藻が付着したままにしますと湿気が残りやすく下地の劣化が進みやすいので、まだ下地のコロニアルに大きな損傷が出る前に高圧洗浄をし、下地を保護する為に塗装と同時に雨水枡の掃除する事をオーナー様へお勧めしました。
記事内に記載されている金額は2020年04月30日時点での費用となります。
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