屋根・外壁塗装調査①
福島市内にある築30年以上の賃貸アパート屋根・外壁塗装の調査点検(無料)でお伺いしていますが、前回は屋根と外壁の状況をご説明しましたが、今回は共用部通路・玄関周り・鉄骨部の調査です。
先ず、玄関周りですが奥に見える二部屋は最近外壁の張り替えと、玄関のドアの交換をしていますので、調査は手前の部屋になります。
リフォーム済みのドア・外壁と比較しますとわかりやすく、ドアの表面の退色、目地シーリングの汚れと劣化、外壁の退色と汚れによるくすみが見られますが外壁にヒビ・割れ・凍害等はありませんでした。
屋根・外壁塗装調査②
二階通路でリフォーム済みの部屋側から見ていますが、新しくした外壁の換気フードの下周りに汚れが見られますが古い方の外壁塗装時に高圧洗浄で洗い流せる程度です。
通路天井(軒天)には雨染みの様な跡が見られます、塗装することは問題ないですがその前に瓦屋根の状況を確認する必要があります。
鉄骨部塗装調査①
二階通路を支えている鉄骨の梁と柱ですが、雨や雪に晒されてしまうところになりますので塗装が無くなりサビが発生しています。
直ぐに鉄骨の強度に影響を与えることはありませんがサビを落とし塗装することが必要です。
鉄骨部塗装調査②
一階から二階通路の下面を見たところになります、直接雨などが当たることはないですが結露により長い間にサビが発生して来たと思われます、サビを落として塗装する必要があります。
また、サビによる腐食が広い範囲で酷い所は鋼板で補強が必要になります。
鉄骨部塗装調査③
デッキプレートという鋼板の拡大した所です、サビが発生して膨れて塗装が剥離しているのがわかります。
しっかりケレンをしサビを落として塗装する必要があります。
鉄骨部塗装調査④
二階通路を支えている鋼製柱(角柱)の土台埋め込み部ですが、長い年月の間に内部に結露等でたまった水が溜まり冬期間にそれが凍結膨張し鋼製の柱が膨らみ割れが生じてしまいました。
柱が割れてしまっているので、傷んでいるところを新しい鋼製の柱に取り替え、影響の出ていない柱も水抜き穴を設ける必要があります。
以上の内容を写真を含めオーナー様に報告し、今後の屋根・外壁等のメンテナンス検討資料にして頂きました。
記事内に記載されている金額は2020年05月08日時点での費用となります。
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