仙台市青葉区 外壁調査で凍害と思われるサイディングボード外壁の損傷
仙台でもわりと雪の多い地域に分類される西部の住宅地域で、建物北側の外壁が一部ボロボロになってしまっており、メンテナンスをお考えの方より依頼を頂き現地調査を行いました。
外壁調査でひととおりお家全体の周りを調査点検を行うと、建物北側のドア付近の下部に、一目でわかるほどの凍害と思われる損傷がありました。
一目でわかるような劣化や損傷であれば、見つけて業者に調査してもらうこともできますが、中には僅かなひび(クラック)から雨水などが外壁内部に染み込んで腐食が進んでしまっていることがあったり、ぱっと見ではなかなかわからない状態の場合もあります。
定期的な業者による外壁調査、屋根調査をお薦めいたします。
寒い地域で、築年数が20年以上の建物では割とみられる現象で、外壁に染み込んだ水分が寒さにより凍ってしまい、膨張して破裂するような損傷を与えてしまうことが起きることがあります。
酷い状態だと爆裂と言われるほど外壁に大きな穴が開いてしまうこともあります。
日の当たらない北側で、特にお風呂場や水回りの付近など湿気の多いところで起きることが多いようです。
最近の住宅でよく使用されるサイディングボードは、耐火性、耐久性にも優れ、デザイン性も豊富なうえコスト面でも有益なところから一番使われる外壁材ですが、世に出てから年月の経過とともに進化してきました。
2003年以前は、空気層工法といって空気が外に排出されないという作りで、結果、湿気を含んだ空気がたまり、お風呂場などの周辺に凍害を発生させてしまうということが多くありました。
現在は、外壁通気工法という施工に変わり、凍害などはめっきり少なくなりました。
外壁調査をさせて頂いたご自宅は築20年以上経過しており、品質基準が変わる前のサイディングボードでした。
メンテナンスとしては、損傷部分だけ外壁を交換するにも調べてみましたが全く同じ外壁材は現在は製造もされておらず交換は不可能で、他の方法としては損傷部分をパテで成型して塗装する方法がありますが、木目調のデザインで修復した部分はどうしても見た目でもわかってしまします。
一つの方法としては、損傷部分がドアに近い下部でしたので、パテで成型し塗装した上で、同色系の幅の広いドア枠のようなアクセントを取り付けて、修復部分をわからなくしてしまうこともできますのでそれぞれでご提案をさせて頂くことにしました。
凍害と思われる損傷
記事内に記載されている金額は2020年10月29日時点での費用となります。
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