外壁クラック、コーキングの劣化からと思われる雨漏り
太白区茂庭台にて雨漏りがあるとのことで調査依頼を頂きました。
築30年近く、外壁はサイディングボード、屋根は横葺き金属で前回塗装から15年以上経過しており、塗装もお考えのお客様で、この機会に雨樋交換、室内のクロスの張替えなどやれるところはやってしまいたいとのことで見積りの依頼もあり現地調査をおこないました。
雨漏りの原因は建物東側外壁のクラックとコーキングの劣化と思われます
雨漏りは1階ダイニングの東側出窓付近からあり、シミなど痕跡が残っておりました。
雨漏りは1回だけで東風と雨が強い日とのことで、点検したところ2階東側出窓の下部にクラックが複数入っており、コーキングも劣化居ている箇所があり、そこから東風で雨が吹き込んだ時に雨水が染み込んでしまい雨漏りしたと考えられます。
外壁・屋根は前回塗装から15年以上経過しているということもあり、特に外壁の色あせやチョーキングは顕著でした。
軒樋も雪害で歪みが大きく、雨漏りとともに火災保険に申請を
雨漏りは外壁のクラックやコーキングの劣化でクラックは地震によるものと思われ、地震保険の申請をしてみてもらうこととし、軒樋も雪害で大きくゆがんでおり、火災保険の申請をしてみて頂くことにしました。
屋根は横葺き金属屋根でカビ・コケ、錆などは前回塗装から15年以上経過とのこともありそれなりに劣化が進んでおります。
金属屋根は耐久性は高いのですが、錆びには要注意で放っておくと錆から劣化がどんどん進み、腐食し穴が空いてきたりすると雨漏りを起こしてしまいます。
10年から遅くても15年に1度は塗装によるメンテナンスをお勧めいたします。
今回は雨漏りと雪害による雨樋の損傷ということで火災保険（地震保険）の申請をしてみてもらうことに致しました。
火災保険は保険会社さんにより査定がまったく変わってきたりします。
見積りどおりに早急に保険金をおろしてくれるところもあれば、申請しても1カ月以上もなんのリアクションもない所などもあります。
また共済保険などは掛け金も安いというメリットはありますが、自然災害による部分はほんのお見舞金程度というものもあります。
せっかくかけている保険ですので有効に使いお家のメンテナンス、保全に活用したいところだと思います。
お気軽にご相談下さい。
ありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2020年05月07日時点での費用となります。
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