工事のきっかけ・現場調査


今回は沼津市のお客様より「ベランダの塗装が劣化してきたので、防水メンテナンスをしておきたい」とのご相談をいただきました。
一見それほど傷んでいないように見えましたが、既存のウレタン層を剥がしてみると、下地にサビが…。このようなケースでは、ただ塗るだけでは不十分です。
そこで、カチオン系下地処理材と緩衝シートを使用し、防水性能をしっかり回復させました。
作業の様子を画像とともにご紹介します!
見えない下地にこそ、注意が必要!既存ウレタンを撤去→サビが露出…

防水層が劣化しきると、水が浸入して下地の鉄部がサビてしまうことも。今回はまさにそのパターンでした。
古いウレタン防水層を剥がすと、下から出てきたのは赤茶けたサビ。
このまま塗っても密着せず、すぐに剥がれてしまうため、適切な下地処理が必須です。
カチオン下地処理でサビ面を補修!


サビた下地に対し、カチオン系下地処理材を塗布してしっかりと補修します。
カチオン材は密着性に優れており、凹凸のある面や腐食した部分の補強にも最適です。
※「カチオン」とはプラス電荷を帯びた成分のことで、金属などのマイナス電荷と結びつきやすく、密着力が抜群! 防水材の下地づくりには欠かせない素材なんです。
緩衝シートと脱気筒の設置で湿気を逃がしやすく!防水層を長持ちさせる


緩衝シートの貼り付けが完了したら「脱気筒(だっきとう)」というパーツを設置します。
これは、下地から上がってくる湿気を逃がすための“通気口”のような役割を果たします。
脱気筒は見た目は小さな部品ですが、通気緩衝工法には欠かせない存在です。
設置したあとは、自然の空気の流れに任せて地道に湿気を排出し続けてくれる優れものなんです。
ウレタン防水の塗布作業 美しい防水層の完成!


ウレタンは液体状で施工できるため、複雑な形状のベランダにもぴったり。継ぎ目のない仕上がりになります。
今回のように、見た目以上に傷んでいるケースは少なくありません。
しかし、丁寧な下地処理と適切な施工によって、ベランダはしっかりとよみがえります。
「少し傷んでるかも…?」と思ったら、まずは点検だけでもしてみませんか?
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私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国市で安心安全大満足リフォーム&屋根外壁外回り&新築住宅を施工していきます。
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記事内に記載されている金額は2025年06月07日時点での費用となります。
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