これほどの激しい傷みは、ベランダ外壁のコーキングやベランダ防水などの劣化により、軒天の裏側に雨水が回り込んでしまったことが原因と考えられます。
ベランダ外壁のコーキングやベランダ防水の適切なメンテナンスを行い、さらに傷んだ軒天を取り外して新しいものと交換します。
ベランダ軒下の雨樋を外し、軒天の撤去を行いました。
下地の状態からも、雨水の影響を受けていたことがわかります。
軒天を新しいものに交換しました。
軒天の張り替え後、ビス頭を補修して塗装を行っています。
また、外壁のコーキングやベランダ防水のメンテナンスを行うことにより、軒天が雨水の影響を受けることもなくなるでしょう。
しかし、外壁のコーキングやベランダの排水口周辺は、とくに傷みやすく、そして雨漏りにつながりやすい部分でもあります。
長く使い続けるためにも、定期的な点検やメンテナンスを行っていくことが重要です。
ウッドデッキは、ところどころに表面塗装が剥がれるなど、激しい傷みが生じています。
木部は、塗装が劣化すると、水分を含んで収縮や反り、または腐れなどを引き起こすので、こまめにメンテナンスを行う必要があります。
著しい傷みが見られる部分は、必要に応じて取り除き、新しいものと入れ替えています。
補修が完了した後は、全体に塗装を施すことで、紫外線や雨、汚れなどから保護します。
建物の外部は、常に外的要因にさらされ続ける過酷な環境にあるので、劣化が進みやすい場所であることはいうまでもありません。
そのため、長く住み続けていくためにも、計画的にメンテナンスを実施していくことが重要です。
なお、次回のブログでは、ベランダ床の補修と足場の撤去、そして全体の完成状況についてご紹介いたします。
ぜひ最後までチェックしてください。
記事内に記載されている金額は2023年06月10日時点での費用となります。
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