棟板金の釘が緩むと、雨漏りが起こったり、また棟板金が飛散したりするなど、深刻なトラブルに発展するケースも少なくありません。
また、雨漏りや棟板金の飛散などは、いったん発生すると、修理はもちろん、二次被害へと拡大することもあるなど、どうしてもコストは膨れ上がる傾向にあります。
そのため、定期的に釘のチェックを行い、状況に応じたメンテナンスを実施することが重要です。
今回は、釘よりも抜けにくく、そしてサビにくいビスを使い、増し打ちによる修復を行っています。
以前は、窯業系サイディング仕上げでしたが、その上へ防水シートと金属サイディングの重ね張りを行っています。
窯業系サイディングには、塗膜の剥がれや本体の割れや欠けなど、深刻なダメージが複数見られ、建物寿命にも影響を与えるリスクが高まっていました。
しかし、耐久性の高い金属サイディングを重ね張りすることで、雨水や紫外線などの劣化要因から建物を保護できるようになりました。
今回、カバー工法による外壁リフォームを行ったのは1F部分のみです。
1Fの外壁材には、以前とは異なるベージュ色を採用しています。
全体的に明るさが増し、さわやかで清潔感のある雰囲気が溢れています。
記事内に記載されている金額は2023年06月23日時点での費用となります。
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