こんにちは!街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です。
前回のブログでは、上伊那郡飯島町において、カビが発生していた軒天の塗装と、変形していた雨樋の交換についてお伝えいたしました。
今回は、外壁塗装工事の下塗り、中塗り、上塗りの3回塗り工程について、それぞれの施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・上伊那郡飯島町にて入母屋造りのALC外壁メンテナンス、現場調査で確認した塗膜剥がれなどの激しいダメージ
・上伊那郡飯島町で塗膜の損傷が著しいALC外壁工事、足場設置と外壁洗浄の重要性
・上伊那郡飯島町にて爆裂で激しいダメージを受けているALC外壁の張り替え補修の部分撤去
・上伊那郡飯島町で防水機能の低下から凍害で爆裂したALC外壁の張り替え補修
・上伊那郡飯島町にて湿気でカビが生えた軒天の塗装と変形した雨樋の交換
外壁塗装工事3回塗りの下塗り
3回塗り工程で最初に行うのは下塗りです。
下塗りに使用した塗料は、アステックペイント社の「エピテックフィラーAE」になります。
「エピテックフィラーAE」は、柔軟で厚みのある塗膜をつくれるので、下地にひび割れなど凹凸がある場合でも、それらを埋め、平滑に整える機能があります。
また、この後に続く中塗りや上塗りを強く付着させる下地をつくれることも大きな特徴です。
外壁塗装工事3回塗りの中塗り
下塗りが十分乾燥したら中塗りです。
中塗りで使用した塗料は、同じくアステックペイント社の「リファインMF-IR」になります。
「リファインMF-IR」は、フッ素樹脂塗料に無機成分を配合することにより、優れた親水性を発揮して汚れにくい塗膜をつくれるといった特徴があります。
また、期待耐用年数はなんと約20~24年とされており、非常に優れた耐久性を発揮する高性能塗料なのです。
そのため、塗装後の美しい外観を長く維持することが可能であり、さらには次回のメンテナンスまでかなりの余裕を持てることは、コストの面でも大きなメリットになるでしょう。
外壁塗装工事3回塗りの上塗り
中塗り後には、十分な乾燥時間を設けて、中塗りと同じ塗料を使い、仕上げとなる上塗りを行っていきます。
ちなみに、外壁塗装の塗料には「規定塗布量」が定められており、これを守ることで本来の性能が発揮できるよう設計されています。
「規定塗布量」とは、1㎡あたりに使用する塗料の量のことをいい、カタログや塗料メーカーのホームページなどで明確に示されているものです。
「規定塗布量」に不足して施工された場合、脆弱な塗膜となって早期に寿命を迎える可能性が高いので、メンテナンスの回数が増え、長期的なコストは高くなる恐れがあります。
そのため、ただ見積り金額が安いということだけで業者を選ぶのではなく、正しい施工を確実に行える、信頼できる業者を選ぶことが最も重要なポイントといえます。
色あせや塗膜剥がれ、カビ、コケなど、さまざまな劣化症状が現れていた外壁も、3回の塗り重ねで、見事に回復できました。
ツヤ感も甦り、美しい外観となっています。
なお、次回のブログでは、外壁塗装工事が完成した後の全体の出来栄えについて、工事前と比較しながらご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年08月04日時点での費用となります。
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