こんにちは!街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です。
前回のブログでは、飯田市において、伝統的な日本家屋の外壁面に露出している木部塗装を行うために実施した現場調査の内容についてお伝えいたしました。
今回は、全体に色あせが進んだ木部への塗装工事の施工にあたり、まず行った足場設置と養生作業の様子についてご紹介したいと思います。
▼現場ブログ
・飯田市で伝統的な日本家屋の趣を残す木部塗装工事、劣化状況を確認する現場調査
足場の設置状況
今回行う住宅の木部塗装工事は、高所作業がともなうので、まず足場を設置することから始めます。
足場の設置に関するルールは、法律に定められており、高さが2m以上の高所で足場を設置する場合は、これに則って施工する必要があります。
そのおもなルールとは以下の通りです。
・幅40㎝以上の作業床を設ける
・作業床間の隙間は3㎝以下
・作業床と建地(垂直に立てる支柱)との隙間は12㎝未満
足場の組み立て後には、周囲にメッシュシートを張って完了です。
なお、メッシュシートに関しても法律でルールが定められています。
そのルールとは以下の通りです。
・作業時に物体が落下し労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、高さ10㎝以上の幅木、メッシュシート、防網などを設ける
これらは、おもに、工具が工事現場の外へ落下することや塗料の飛散などを防止するための措置となります。
ちなみに、メッシュシートは、その名の通りメッシュ素材となっているので、夏の作業環境にも配慮されたものです。
今回も、ルールに則り、作業員や周囲への安全を確保した足場の設置ができました。
養生作業状況
足場の設置が完了すると、塗装しない部分を保護するための養生作業を行います。
養生作業によって、必要のない部分に塗料がはみ出して汚れてしまうことを防ぎます。
必要のない部分に塗料が付着すると、その汚れを落とす作業は簡単に行えるものではなく、それになんといってもムダな時間です。
また、真っすぐな塗装ラインを出せるようになるので、美しい仕上がりを実現するうえでも必要となります。
つまり、養生作業は、塗装工事の効率化と高品質化を図るために欠かせない工程なのです。
サッシや玄関ドア、雨樋など、塗装をしない部分に対して丁寧に養生を施しました。
この後は、いよいよ塗装工程へと入っていきます。
木部塗装は、高性能な塗料を使って2回塗り重ねることで、伝統的な日本家屋が持つ和の趣を残したまま美しい仕上がりを実現しています。
この工事の様子は、次回以降のブログで詳しくご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
記事内に記載されている金額は2023年08月10日時点での費用となります。
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