こんにちは!街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です。
前回のブログでは、飯田市において、和風住宅の外部に露出している木部塗装工事の足場設置と養生作業についてお伝えいたしました。
今回は、耐候性に優れる保護塗料を使って行った2回塗り工程のうち、1回目について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼現場ブログ
・飯田市で伝統的な日本家屋の趣を残す木部塗装工事、劣化状況を確認する現場調査
・飯田市にて色あせした住宅の木部塗装、安全性と効率性を向上させる足場設置と養生作業
木部塗装で使った保護塗料「木守り専科」について
今回、木部塗装に使ったのは、「木守り専科」という高性能な保護塗料です。
この塗料は、フッ素系樹脂に加え高UVカット剤を配合することで、非常に高い耐候性を発揮することが可能となっています。
また、塗料メーカーが提示している「促進耐候性試験」によると、その他ほとんどのメーカーの木部塗料が約2年の耐候性が期待できることに対し、「木守り専科」は、なんと4年から最長で8年となっています。
ちなみに「促進耐候性試験」とは、紫外線や雨など、屋外の劣化要因を人工的に与え、その変化を測定する試験のことです。
木部塗装2回塗り工程の1回目の施工
今回、木部への塗装工事は、2回の塗り重ねを行っていきます。
まずは、サンドペーパーで表面を処理し、その後、「木守り専科」を使った1回目の塗装を施します。
また、この塗料は、優れた耐候性だけでなく、防蟻防虫や防腐、防カビなどの効果も期待できます。
木材にとって、紫外線や雨は大敵ですが、その他にも虫や腐朽菌なども脅威となります。
これら脅威から木材を守り、そして建物を守るためには、環境に適した機能を持つ塗料を使ってメンテナンスを行っていくことが重要です。
その点「木守り専科」は、木部が多い建物にとって必要な機能を備えた塗料といえます。
柱や梁、板張りなどの木部に対し、塗り漏れがないよう、丁寧に塗装を行いました。
1回目の木部塗装が終わると、一定の乾燥時間を設けて2回目を重ねていきます。
ただし、今回使用した塗料は、速乾性に優れることも特徴なので、それほど長い時間を設定する必要はありません。
なお、2回目の重ね塗りについては、次回のブログでご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年08月10日時点での費用となります。
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