
外壁の劣化状況


外壁は、モルタルと漆喰を組み合わせた仕上げです。
全体的に色あせが進んでいるほか、カビが発生している様子なども確認できます。
ちなみに、外壁に生育するカビは、空気中に漂っているカビの胞子が外壁面に付着し、そこで一定の条件が整うことで発生します。
その条件とは、湿度、温度、栄養です。
そのため、劣化により塗膜の防水機能を損ねた外壁面は、カビが好む環境になりやすく、繁殖してしまうことも珍しくありません。
外壁でカビが繁殖すると、外観を損ねてしまうのはもちろんのこと、さらに劣化を促す存在にもなるので、早めに対策を検討することが重要になります。


外壁には、大きくひび割れてしまっている箇所も確認できます。
モルタルや漆喰は、経年にともなってひび割れてしまうことがあります。
外壁に生じるひび割れは、規模の小さいヘアークラックと呼ばれるものであれば、構造に与える影響は少ないとされていますが、その規模が大きい場合は適切に補修を行わなければなりません。
規模の大きなひび割れを放置すると、そこから雨水が入り込み、躯体を傷め、建物寿命を縮めてしまう恐れがあることは注意が必要です。
今回も、適切にひび割れ補修を行った後に塗装を行っていきます。

今回の現場調査では、モルタルや漆喰で仕上げた外壁に色あせやカビ、ひび割れなど、多くの劣化症状が確認できました。
そのため、適切な下地処理の後、外壁塗装によるメンテナンスを行っていくことが決定しています。
また、今回の現場調査では屋根についても行っているので、次回のブログにてその内容をご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2024年04月18日時点での費用となります。
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