窯業系サイディングは、セメントに木質系繊維を混ぜ込んだ外壁材で、素材そのものに防水機能がありません。
ですので、塗膜が劣化すると防水機能が落ちてきて、サイディング自体が水分を含んでしまうようになります。
すると膨張と収縮を繰り返し、サイディングが変形してあいじゃくり（横のつなぎ目）が目立ってきてしまうことがあります。
ただ、この程度であればビスを打って補修するだけで良さそうです。
しかしサイディングの動きに合わせてコーキング材も傷んでしまっていました。
さらにコーキングに含まれる可塑剤というものが塗料と反応して浮き出てしまっています。
ブリード現象というのですが、ゴム系の製品が劣化してベタベタするのと同じ現象です。
外壁がすっかり色褪せて、カビ汚れが付着している箇所もありました。
手の届くところにこうした汚れを見つけた場合、塗膜を傷つけないようにホースや雑巾などを使用して水洗いすることも可能です！
ですが、すでに塗膜が劣化して傷んでしまっている場合は、薬剤を用いた洗浄を行うとさらに外壁を傷めてしまう恐れがあるので注意が必要です。
手の届くところにこうした汚れを見つけた場合、塗膜を傷つけないようにホースや雑巾などを使用して水洗いすることも可能です！
ですが、すでに塗膜が劣化して傷んでしまっている場合は、薬剤を用いた洗浄を行うとさらに外壁を傷めてしまう恐れがあるので注意が必要です。
実はベランダは劣化しやすく、雨漏りの原因となりやすい場所でもあります。
床面に防水塗装が施されていますが、その防水機能が落ちてしまうと水はけが悪くなり、コケやカビが付着しやすくなってしまいます。
ぱっくりと割れてしまっています。
幸い、雨漏りにはつながっていないようでしたので、新たにコーキング処理するだけで大丈夫そうです。
現場調査の状況を踏まえてお見積りを作成し、工事を着工したようすもご紹介したいと思います。
引き続き、是非ご覧ください！
記事内に記載されている金額は2024年08月01日時点での費用となります。
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