いつも街の外壁塗装やさん松本諏訪平店のブログをご覧いただきありがとうございます。外壁工事をご検討されている皆様に参考になるような記事を上げてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
今回は諏訪郡富士見町で行っている外壁塗装のうち、塗装前のシーリングの打ち替えの様子をご紹介します。
外壁はALC(軽量発泡コンクリート)で気泡がたくさん入ったコンクリートです。断熱、防音などに優れていますが、その反面気泡に水が入りやすく塗装やシーリングで防水性を出してあげないとすぐに崩れてしまうが壁材です。今回は劣化したシーリングの打ち替えと塗装工事を同時に行っています。
シーリングとはボードとボードのジョイント部分、目地に打つゴム状の防水材です。外壁のメンテナンスというとどうしても外壁面の塗装に目が行きがちですが、もちろん外壁面も大事なのですが、むしろこのシーリングのメンテナンスのほうが重要と言っても過言ではありません。ALCや窯業系サイディングには目地がつきものです。目地のある外壁のお家の方は塗装と同時にシーリングのメンテナンスもお勧めしています。
写真はスピンカッターという道具で古いシーリング材を除去しているところです。
以前はシーリングの除去はカッターで両サイドを切って、ペンチなどでむしり取るという作業でしたが、このスピンカッターを使うと時間も手間も短縮されて、しかもきれいに除去することができます。この写真が除去した後の写真です。
古いシーリングを除去した後に、両サイドにマスキングテープを貼って、この後塗布する材料がはみ出さないように養生します。まず最初に密着をよくするプライマーという下塗り材を塗布します。右の写真がそのプライマーです。シャープ化学工業のSHARPIE P-50 という商品で、シーリング材のプライマーとしてよく使われている商品です。
プライマーが乾くと、シーリング材を打っていきます。今回採用したシール材は関西ペイントのRSシーリングという商品です。関西ペイントのリフォームサミット等特約店に加盟していないと手に入らない商品で、変成シリコン系のシーリング材です。
少し厚めにシールを打ってから、奥までシールが届くようにヘラで抑えながら平らにしていきます。
シールが固まる前に素早くマスキングテープを剥がします。固まってしまうとマスキングテープにシールがくっついてきてしまい、切れたり穴が開いたりしてしまうからです。きれいにシールが打たれています。
横方向にぐるっと帯のような幕板があります。そこにもシールが打たれていたので、同じように打ち替えました。
この後外壁の塗装の工程に入ります。
記事内に記載されている金額は2020年06月08日時点での費用となります。
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