茅野市金沢で窯業系サイディングの上から新しい金属サイディングを重ね張りするカバー工法の工事が始まりました。はじめは外壁塗装でのメンテナンスのご依頼でしたが、傷みが激しかったこと、お若いご家族でこの先何年もこの家に住むというライフプラン、その他いろいろお話させていただき、金属サイディングのカバー工法をご提案させていいただきました。外壁だけでなく総合的に考えて提案してくれたと気に入って頂き、契約となりました。
架設足場を架けて、足場用の工事幕を張って工事開始です。
約1か月の工事期間なので、足場が鬱陶しいとは思います。少しの間ご不便をおかけしますが、ご了承ください。
施工前の様子です。特に損傷が激しかった北側のお風呂サッシ下と、東側の玄関屋根の取り合いが水が入って爆裂を起こしていました。他にもサイディングボードの反りや、目地のシーリングの劣化など、塗装では修繕しきれない劣化状況でした。
お施主様は10年ほど前に居ぬきでこのお家を購入されました。前の持ち主さんのころから不具合が発生していたようで、ご自分でシーリングを打っていたりしていました。それでもこの10年間で徐々に劣化が進み、今回のご依頼となりました。
下地を作る前に、壁がらみの軒天の塗装を行います。汚れて黒っぽくなってた軒天が、真っ白になりました。
事前の塗装が終わったところで、下地作りが始まります。樹脂製の胴縁という厚さ15mmの角材を、縦に455mm間隔で既存のサイディングの下地めがけてビス止めしていきます。この胴縁に金属サイディング本体を取り付けていきます。15mmの厚さが通気層となり中に入った湿気が外に吐き出される仕組みになっています。
既存の外壁はこの通気層がなかったので、傷みが早く激しくなってしまったものと思われます。
二人で2日半かけて下地作りを仕上げました。意外と手のかかる作業です。この後本体の取り付けが始まります。今までとは全く違う色、柄を選ばれたので、出来上がりが楽しみです。
記事内に記載されている金額は2020年09月07日時点での費用となります。
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