現状
揖斐郡大野町の現場です。
現状のベランダ防水の状態はなかなかひどい状態です。
20年以上前にやってそれからなにもしてないそうです。
ゴムシートで施工してありますが、そのゴムシートに穴があいてたり破れていたりしていました。
まだ、家の中に雨漏りはしてないですがこのまま放置すると雨漏りします。
防水は、5年に1度は点検をしましょう。
ゴムシート撤去
まずは、既存のゴムシートを撤去します。
20年以上前に施工したのに、真ん中の辺はしっかりとくっついていました。
端っこの方は雨が入ったりして浮いているところもたくさんありました。
下地処理
既存のゴムシートをめくり終わったら、次は下地処理です。
この下地処理はとても大切な工程です。
ゴムシートを撤去した後は、デコボコしているのでそれを平らにしたり、クラックを埋める作業になります。
下地処理をしないと、上に何度塗っても意味がありません。
たとえばクラック(ひび割れ)があったとしたら、そこを埋めずに塗っても意味がありません。
なので、防水や塗装をする前には必ず下地処理をします。
プライマー塗り
下地処理をしっかり乾かした後は、プライマーです。
プライマーは、防水材と下地とをくっつける役割があります。
このプライマーも隙間なく塗らないと所々浮いたりします。
なので、しっかりと隙間なく塗っていきます。
回収ドレン取り付け
回収ドレンを取り付けます。
この、回収ドレンをつけないと雨水などがうまく流れないこともあります。
なのでこのような回収ドレンを取り付けます。
ここまでが、下地処理になります。
ウレタン防水クロス貼り
下地処理が終わったら、次はクロス貼りです。
このクロスを入れることにより、下地との密着をなくしクラックを入りにくくします。
クロス入れの場合とクロス無しの場合があります。
ウレタン防水1層目
クロス入れが終わったら、次はウレタン防水1層目を塗ります。
この時も、均等に塗らないと最後デコボコになってしまいます。
防水材を塗る時に、ローラーで塗ると防水材の厚みがあまりなくなってしまうので、防水材を塗る時はローラーとコテで塗ります。
ウレタン防水2層目
ウレタン防水1層目が終わってしっかり乾かしたら次は2層目を塗っていきます。
2層目も、コテとローラーで厚みをつけて塗っていきます。
ウレタン防水トップ塗り
ウレタン防水2層目もしっかり乾いたら次はトップコートを塗ります。
トップコートを塗らないと防水をした意味がありません。
1層目と2層目だけだと防水効果がなく、トップコートを塗ってやっと防水効果が出てきます。
トップコートは、5年に1回は塗った方が防水効果が長続きします。
完成
トップコートまで塗って乾いたら完成になります。
防水や塗装は1度やったら終わりではなく、どんな塗料にも耐久年数があります。
なので、5年に1度は専門業者に点検をしてもらいましょう。
まだ5年ではなく、もう5年経ったと思ってください。
5年経ったらある程度は劣化しています。
防水の場合、トップコートだけ定期的に塗っていたらあまりお金はかかりません。
でも、15年とか放置してしまうと必ずまた1からやり直さないといけなくなります。
なので、定期的な点検をオススメします。
弊社では無料点検、無料お見積もりをしていますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
記事内に記載されている金額は2020年08月30日時点での費用となります。
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