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今回は、岐阜県でベランダに藻やカビ、汚れが溜まっていたり、外壁のシーリング材にもひび割れが起こっているお宅の現地調査に伺ったので、その現場の様子をご紹介いたします。
防水や紫外線による影響から塗膜の結合が弱くなり、塗膜の剥がれを起こしています。そのとき、手で触ると手に色がつきます。このことをチョーキング現象と言います。
塗装する前には、しっかりとバイオ高圧洗浄で汚れを落とし、塗装することが大切です。
こちらの２枚は、ベランダにカビや藻が生えているのと、汚れも溜まっています。
カビや藻は、水はけの悪場所に生えやすいです。表面に発生した場合は美観への影響なので、すぐに塗り替えが必要というわけではありません。根深いカビ等を戦場するには、「高圧洗浄」ではなく、「バイオ高圧洗浄」がオススメです！
こうあたう洗浄は、ただの水で洗うだけですが、高圧洗浄は、水だけでは落としきれない汚れを、薬品を使ってしっかり死滅させて汚れを落とします。
洗浄が不十分だと、いい塗料を塗ったとしても、数年で剥がれてしまい、塗料の性能・機能を発揮できなくなってしまいます。
しっかり汚れを落とすことで、塗料の密着性も上がり、塗料の性能・機能が長持ちします。
担当者との打合せの時に、高圧洗浄をするのか、バイオ高圧洗浄をするのか、担当者にしっかりと確認しましょう。
こちらの２枚は、ベランダの床面に細いヒビが入っているのと、置きっ放しになっていた布団叩きの跡がついてしまっているお写真です。
今はまだ細いヒビですが、このまま放置してしまうと、ひび割れが進み、塗膜が剥がれ、防水層が紫外線などに晒されると、劣化が急速に早まってしまいます。そして、下の建物内部への雨漏りに繋がります。
こちらの３枚は、シーリング材が劣化しているお写真です。
無数の線や、亀裂が入っているのがわかります。
シーリング材は、建物の防水性や機密性を保持するために充填されるものです。劣化すると雨水が壁に入り込み、劣化がますます進んでしまう可能性もあるので、中止しましょう。
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記事内に記載されている金額は2020年02月17日時点での費用となります。
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