みなさん、こんにちは。

本日も【街の外壁塗装やさん岐阜店】をご覧いただきありがとうございます。

全国に緊急事態宣言が出されてから初めての週末でしたが、みなさんどのように過ごされましたか？

我が家も、外出できない・学校も行けない、おうち時間をどう乗り越えるか日々試行錯誤しています。

週末は、庭にテントを出すと子供たちは嬉しそうに一日中遊んでいました。

基地ができたような気分になるのでしょうか。オススメですよ。

さて、本日は、羽島郡笠松町で、シーリングの劣化と外壁の劣化の酷い現場調査へ伺いました。

それでは詳しくご説明させていただきます。

こちらは、【シーリング】の劣化状況です。

外壁と外壁を繋ぎ留める役割や、防水効果があります。

外壁と同じく、日々紫外線や雨水にさらされており、経年劣化していきます。

写真の通り、シーリングにひび割れが起きていたり、シーリングに穴が空いていたりします。

これでは、ひび割れた部分や穴の空いた部分から雨水が浸入して、外壁の中が腐食してしまいます。

そうなる前に、シーリングの打ち替えをお勧めします。

劣化を止めるためにも、シーリングを打ち替えましょう。

左の写真は、サッシからサイディングに向かってクラック（ひび割れ）が発生しています。

例えば、地震が起きた場合、揺れを逃がす場所がサッシ廻りに集中しやすいです。

そのため、サッシからサイディングに向かうひび割れができたのかもしれません。

サッシは、室内と外を結んでいます。サッシから雨漏れが発生したら、直に室内に浸透していき、やがてはサイディングのみならず、室内の腐食にもつながってしまいます。

早急な補修工事をすべき箇所です。

こちらは、家を支えている基礎コンクリート部分の写真になります。

基礎部分に、クラック（ひび割れ）が入っていますね。

このクラックは、【ヘアークラック】と呼ばれています。髪の毛ほどの太さのクラックという意味です。

塗装で対応できる範囲になります。

または、フィラーと呼ばれる下塗り剤をクラックに刷毛で擦り込むこともできます。

こちらは、【軒天（のきてん）】と呼ばれる部分になります。

雨水や紫外線から家を守る、軒（のき）はご存じでしょうか？

そして軒の裏側を守ってくれている存在こそ、軒天（のきてん）です。

軒天の役割は大きく分けて４つあります。

①美観を守る。

　軒があることで美観も豊かになります。

　また、軒天を垂木表しにすることで、和風の重厚な佇まいになり、ケイカル板という白いボードを貼ることで、シンプルにすっきりとした軒天にもなりま　　す。

②雨水や日差しによる劣化を和らげてくれる。

　近年では、軒のないシンプルな家が多いですが、軒は日本の風土にとって欠かせないものとなります。

　軒があることで、夏の暑い日差しを遮ってくれ、窓を開けて心地のいい風を感じることもできるのです。

　また、雨や雪が直接外壁にかかることも和らげてくれ、外壁の劣化防止につながります。

③延焼を防止してくれる。

　軒天には、不燃材料を使用することが決められています。

　万が一の火災のとき、上に上に向かう炎を軒天が防止してくれます。

④屋根裏の換気。

　軒天のボードは、主に、ケイ酸カルシウム板といわれるものが使用されています。

　軒天の白いボードに、穴が空いているものを見たことありませんか？それがケイカル板です。

　屋根裏に溜まる湿気を外へと排出して、内部の結露を防いでくれます。

このように、軒天ってとても大事な役割を果たしてくれています。

外壁塗装の際に、軒天も塗り替えを行い、防水性や耐久性を高めてあげましょう。

こちらは、【雨樋（あまどい）】の写真になります。

雨樋は家に必ずあるものです。

雨樋の役割としましては、雨が降ったときに、外壁をしたたることなく集水器に集め、地面の排水口へと排出します。

こちらの雨樋は、塩化ビニール樹脂製です。

広く普及しており、低コストで軽くて組み立ても簡単なのが特徴です。

写真の通り、チョーキング現象が目立ちます。チョーキング現象とは、指で触ると白い粉がつくことです。

経年劣化でチョーキング現象が起き、塗膜が剥がれてきています。

ご自宅の外壁や、軒天（のきてん）、雨樋は、どうでしょうか？

普段、まじまじと見る事のない部分を、ぜひ、家にいることの多い今、自己点検してみてはいかがでしょう。

外壁・軒天・屋根・雨樋・サッシなんでもかまいません。

不安なことや心配なこと、気になっていることなどがあれば、わたしたち【街の外壁塗装やさん岐阜店】までご連絡ください。

スタッフ一同お待ちしております。