岐阜県大垣市のお客様から屋根に空いた穴が気になるとのことでお問い合わせを頂きました。
外壁と屋根の現地調査を行いましたのでご紹介いたします。
今回が初めての塗装ということで、訪問業者からの指摘で塗装を検討されたそうです。
それではまず外壁の様子を見てみましょう。
サイディングの剥がれ,チョーキング
サイディングに剥がれとチョーキングが見られました。
塗膜が劣化すると外壁材自体が外部にさらされ、このような剥がれが起きます。
定期的に塗装工事を行い、外壁を保護することが大切です。
チョーキングは手で触った時に白い粉が付く現象で、塗料の防水効果が無くなってきたサインです。
外壁目地や窓まわりシーリングの劣化
外壁や窓まわりのシーリングにはクラック(ひび割れ)が見られました。
年数が経過すると、外壁目地や窓周りのシーリングがひび割れしたり隙間が空いてきます。
このまま放置するとクラックから建物の内部に雨水が浸入し、腐食に繋がります。
塗装を行うタイミングでシーリング工事を行う必要があります。
塗膜が劣化し、穴が空いたモニエル瓦
続いてこちらは施主様が1番気にされていた屋根の調査です。
今まで1回も塗装をしていないということで、塗膜が劣化しモニエル瓦に穴が空いていました。
穴が空いた部分は塗装をしても塞がらないので、瓦の差し替えが必要です。
そしてしっかり塗装を行い保護をする必要があります。
瓦を固定している釘も飛び出ており、既に瓦がズレていました。
強風が吹くと瓦が飛んでしまう可能性がありとても危険です。
屋根は普段なかなか目にすることができないと思いますので、定期的に業者に調査を依頼するのも一つの手だと思います。
今回外壁は「コスモシリコン(シリコン樹脂塗料)」,「ガイナ(断熱セラミック塗料)」,「スーパームキコート(無機ハイブリッド塗料)」の3種類をご提案させて頂きました。
耐久年数はコスモシリコン8年〜10年、ガイナ15年〜20年、スーパームキコート20年以上と言われています。
屋根は部分的な差し替えと「マイティーシリコン(屋根専用シリコン樹脂塗料)」を使った塗装をご提案させて頂きました。
マイティーシリコンの耐久年数は8年〜10年と言われています。
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