船橋市大穴南のお住まいより「スレートの破片が落ちてしまった」とご相談をいただきました。屋根材が破損する主な原因は台風等の強風ですが、経年劣化が見られる屋根材は強風等の影響を受けやすい傾向があります。築10年を経過している場合は補修だけでなく、塗装メンテナンスで経年劣化を防ぐ必要もありますので早速状態を確認していきましょう。
強風で落下した屋根材は?


破損に気づいたきっかけはお住まいの近くに落ちていた屋根材です。現在多くのお住まいで使用されているのは薄い形状のスレートやコロニアルと呼ばれる屋根材です。落下していた屋根材も薄い形状は同じなのですが、柔らかく接着剤の跡があるのは「アスファルトシングル」と呼ばれる屋根材でセメント系のスレートとは異なります。ご自宅周辺に屋根材が落ちていればご自身のお住まいだと心配して当然でしょう。
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屋根に上って確認してみると屋根材が破損しているのはお隣のお住まいで、お問い合わせをいただきましたK様邸には一切問題はありませんでした。お隣のお住まいは屋根補修に火災保険を利用することが出来ます。そしてK様邸は築年数は浅いので屋根塗装も急ぐ必要はなく、棟板金の釘浮き等も見られませんでしたので点検は終了です。このように補修の必要性が無い場合もしっかりと点検し状況を報告させていただきます。もちろん点検・補修見積もりのご提案も無料ですのでご安心ください。
アスファルトシングルの特徴とメンテナンス方法

ちなみにアスファルトシングルを使用している場合のメンテナンス方法をご紹介いたします。まずアスファルトシングルは100年以上前から使用されており、アメリカでは8割近い住宅で使用されている定番の屋根材です。その大きな特徴は瓦やスレートにはない柔らかさです。どのような屋根形状にも柔軟に対応し金属屋根材のように錆びることもなく、スレートや瓦の様に割れることがありません。軽量ですので耐震性にも優れていることから徐々に使用率が高まるのではないかと言われています。


アスファルトシングルの注意点は接着剤と釘で固定されているのですが、接着剤の機能が弱まると強風で屋根材が剥がれてしまう恐れがあります。お隣の住宅も恐らく接着剤の密着性が弱まっていたのでしょう。雨漏りを起こしていない限りは部分的な補修が可能です。雨漏りを起こしている場合は屋根カバー工法もしくは屋根葺き替え工事で改善することが出来ます。
またアスファルトで耐久性を維持していますので定期的な塗り替えで表面保護を行っていく必要があります。しかしここでスレート同様に油性(溶剤)塗料を塗ってしまうとアスファルトが溶けだしてしまいますので、水性塗料で屋根塗装をしなければなりません。塗装を行う場合は使用塗料をしっかりと選定し、15~20年の耐用年数を使用し続けられるように経年劣化を防ぎましょう。
記事内に記載されている金額は2019年12月05日時点での費用となります。
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