習志野市藤崎のお住まいにて住宅塗装前点検を承りました。既にご近所の塗装業者に見積もりをいただいていたようですがこの価格が妥当なのか、補修内容として適正なのかわからず相見積もりに至りました。実はこのようなご相談は非常に多くいただきます。お住まいそれぞれの状態によって補修内容も適正な塗料も違いますので、必ずご自宅の塗装を行う際には2~3社程度見積もりを取りしっかりご検討ください。そして全ての不安を解消されてから住宅塗装を行っていきましょう。
窯業系サイディングの塗装前チェックポイント


今回は異なる2種類の窯業系サイディングで仕上げた2階建て住宅です。建売はもちろん多くのお住まいで使用されている窯業系サイディングですがチョーキング現象が目立つ種類もあれば、細かな柄に苔が付きやすい種類、築年数が経過しても色あせを感じにくい種類等、劣化の表れ方はお住まいによってさまざまです。劣化が目立ちにくいサイディングは塗装時期を見逃し、気づかぬ間に北側等が腐食しているケースもありますので、築年数を目安に塗り替えを行っていきましょう。
目地シーリング材が劣化するとどうなる?


サイディングの種類に違いこそありますが、必ずあるのは目地と呼ばれるボード間の隙間です。これは必ずシーリング材やコーキング材と呼ばれる防水材で隙間を塞いでいますが、サイディングよりも早く劣化してしまいます。このシーリング材が劣化し肉痩せや亀裂を起こすとどうなるか?雨水はその隙間から入り込みサイディング内部の胴縁や透湿防水シートを傷めてしまいます。長期間続けば室内に雨漏りを起こす恐れもあり非常に危険な状態になります。


ここまで腐食が進んでしまうと既存サイディングは使用できませんので、新たなサイディングで張り替えていく必要があります。目地シーリング材だけが原因というわけでもありませんが、雨水の浸入口を少しでも減らしておけばこのようなトラブルも起こさなかったかもしれません。
目地シーリング補修は住宅メンテナンスとしては決して高くはない工事ですが、必ず足場仮設を行わなければなりません。そのため今回のように外壁塗装工事をご検討されている機会にしっかり補修し、無駄な工事を行う必要がない状態を維持しましょう。
窯業系サイディングのひび割れもチェック!

雨水が浸入するもう一つの可能性として外壁材のひび割れも挙げられます。窯業系サイディングは14~16㎜程度の厚みがありますので表層に出来たひび割れで雨漏りが起きるようなことはありません。しかしひび割れが拡大すればサイディングの剥落が起き、下地が露出する可能性もありますのでシーリング材等で補修しておきましょう。
このようにお住まいの状態によって施工内容も変わりますので、必ず塗装前にチェックし適切な塗装メンテナンスをご提案する業者を見極めましょう。塗装工事前にご不安・疑問を感じられた方はお気軽に街の外壁塗装やさんへご相談ください
記事内に記載されている金額は2019年12月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。