昨日の大雨とは打って変わり晴天が広がる本日は四街道市内黒田で行った外壁塗装前点検です。築年数はそれほど経過していませんが、新築時から気になっていた事や窯業系サイディングの補修方法をあわせてご紹介したいと思います。
窯業系サイディングの外壁塗装前点検

調査を実施したのは塗装が必要ない瓦と窯業系サイディングが使用されている2階建て住宅です。1色塗りですが中央に幕板があるため上階・下階を塗り分けてツートンにすることも可能です。屋根塗装が不要ですので、高耐久塗料でメンテナンス回数を減らすのも一つの手ですね。
経年により表れる外壁の劣化


築年数が経過するとお住まいにも変化が表れますよね?例えばチョーキング現象、これはサイディングを保護している塗膜が太陽光や雨水に晒され続けることで劣化し、徐々にチョークのように粉化してしまう現象です。本来建材を保護するための塗膜ですが粉になってしまえば保護機能はありませんので塗り替えのタイミングです。
また北側等日当たりの悪い箇所は苔が付着しやすくなります。苔やカビが発生しやすい条件が揃っているため仕方のないことですが、これも塗膜が劣化することで付着しやすい環境を作ってしまっています。周辺環境の改善をしなければ同じことは再発しますが、一度塗装を行えばしばらく綺麗な状態を維持することが出来ます。
釘の打ち込み跡は塗装で隠せます


窯業系サイディングのお住まいで実は気になっている方の多い「釘」。サイディングは14㎜以下とそれ以上の2種類に大きく分類されますが、ほとんどのお住まいは14㎜以下のサイディングを使用しており釘で固定されています。ボードのサイディングは下地に合わせてしっかり留められているのですが、初めての塗装工事を行うまでは釘が目立ってしまいます。釘を打ち込んだ場所はサイディングの塗膜も剥がれていることが多いため、新築後は早めに塗り替えを行っておくと部分的な劣化を防ぐことができ安心ですね。
サイディングの浮きは必ず補修しましょう


釘が浮いてしまうと窯業系サイディングが浮いてしまい凸凹とした外壁になってしまいます。見た目も悪いですがそれよりも雨水が入り込む確率も高くなります。またサイディングが浮くと目地シーリング材は引っ張られ、隙間や亀裂が生じてしまいます。シーリング材は雨漏りを防ぐために隙間を埋める防水材ですので、隙間が出来るようでは元も子もありません。必ずサイディングを打ち直し固定した上でシーリング打ち替え補修を行っていきましょう。
窯業系サイディングはカラーもデザインのバリエーションも豊富です。意匠性の高いお住まいを維持するためには日ごろの点検・メンテナンスが非常に重要だという事を覚えておきましょう。
記事内に記載されている金額は2019年12月05日時点での費用となります。
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