瓦がずれています。ビスも曲がっているので、何かが当たったのでしょうか。
知立市新林町にて、瓦のズレや漆喰の状況を見て欲しいということで、お伺いしました。聞くところによると、数ヶ月前に近所で工事していた屋根屋さんが瓦がずれているということで、見ていってくれたということでした。しかし、全ての工事を行うと費用もかなり掛かるということで工事は見送ったそうです。
最近になり、実際のところそこまでの工事が必要なのだろうか？ということで、セカンドオピニオンという意味も込めて、以前からご依頼頂いている弊社の方にお声かけ頂きました。
確認したところ、必ず直さなければいけないところと、美観をそこまで気にしなければ問題ないところもあり、ご要望をお聞きした上で、必要な御見積もりをご提案させて頂くこととなりました。
また、火災保険の風災特約にて対応が可能なため、保険申請もされることになりました。
特にお客様が心配されていたのが、写真にある通り、瓦が浮いている箇所が何カ所もあるが大丈夫だろうかというところでした。
当時は、瓦をたくさん焼く中で、形が違うものが多く出来てしまっていたそうです。雨仕舞いは問題無いので、ここはそのままにすることになりました。
瓦の割れの状況を見ています。念のためシリコンにて補修します。
棟の瓦が波打っているということで、下地を心配していました部分です。しっかりと固定されているため、新築時からということで問題無しと判断しました。
実際に現地にお伺いして、お借りした写真を元に、被害状況を確認していきます。瓦が割れている部分については似た瓦を探すこともできますが、今回は雨仕舞い優先ということで、シリコン対応もしくは割れの大きい部分については瓦の下に加工した板金を差し込み、雨水の浸入を防止する処理を施す予定としました。
漆喰についても傷んでいるところが数カ所ある程度ということで、今回は補修にてご対応となりました。
今回は火災保険の風災特約による保険金請求を行いますので、保険屋さんの回答を待ってからの着工となりました。
台風や強風による建物の被害については火災保険により保険金が下りることが多いです。
「強風で雨樋が外れてしまった」、「物が飛んできて瓦が割れてしまった」など、これって火災保険で対応できるんだろうか？と気になったら、一度ご連絡頂ければ、これまでの事例を元にご説明させて頂きますので、お気軽にご相談くださいませ。
記事内に記載されている金額は2020年09月28日時点での費用となります。
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