築15年くらい経つと増える来訪者
刈谷市今岡町にて外壁と屋根の塗装見積もりのご依頼でお伺いしました。ご連絡頂いた翌日には来て欲しいということでしたので、急ぎ段取りしてお伺いしました。
お話しを伺うと、ご自宅に訪問販売の外壁塗装の業者さんが見えられたということで、「近隣地域のモニターになってくれるなら今週末までなら数十万引きますよ!」というお話しを頂いたそうです。お得ならお願いしなければいけないと思い、どうすべきかというご相談でした。
訪問販売業者の場合、値引きされたあとでも通常の相場よりも見積もりの金額が高く、塗装の質も良くないことが多いです。
お手元の御見積もりの内容を確認させて頂きましたが、やはり値引き後でも相場よりも高い金額の内容でした。また、手を入れるべきオレンジ色の塗り壁のブロック塀も塗装の施工範囲に入っていませんでした。
訪問販売業者の資料に記載されている内容をお伝えした上、弊社へ正式に見積もりのご依頼を頂きましたので、建物全体の確認をさせて頂きました。
シーリング部の劣化が見られます
シーリング部が痩せている(細くなっている)ため、打ち替えが必要です。また、黒色の帯の部分についてもつなぎ目に隙間が見られます。素材によっては取り替えが必要なこともありますが、今回はご相談の結果、つなぎ目を補強した上で塗装にて仕上げることとなりました。
バルコニーの防水工事は必要?
西面バルコニー。
東面バルコニー。メンテナンスの際は室外機を移動する必要があります。
バルコニーにタイルシートが置かれている場合、防水面に日光が直接当たらないため、劣化が進みにくいです。そのため、防水工事を考えないお客様が多いです。しかし、10年以上経っていると劣化はしていますので、トップコートと呼ばれる表面塗装など、最低限のメンテナンスはおすすめしております。
外壁が汚れてくるのは何故?
外壁塗装のきっかけは訪問販売業者が頻繁にくるようになり、そろそろやらないといけないかな?と思う方が多いようです。
外壁が汚れているのを見て訪販の方は来られるのですが、そもそも塗装が劣化すると何がいけないのかご存知でしょうか?
よくチョーキング現象(触ると白い粉が手につく)が起こったら外壁塗装の目安といわれています。
チョーキング現象が起こっているということは、外装を保護していた塗膜が薄くなってきているということです。外装材(今回はサイディング材)が直接雨水に接する状態になってしまい、外装材がどんどん水を吸っていってしまいます。その結果、外装材に苔が生えたり、反ってしまうなど、劣化が進んでしまいます。
外壁塗装は10年から15年を目処に計画的に行うことで、大切なご自宅に長く安心して住み続けることができます。
訪問販売業者の方に依頼しても得をすることはありません。急ぐ必要はありません。そろそろ外壁塗装が必要かな?と思ったら街の外壁塗装やさんまで是非一度ご相談くださいませ。
記事内に記載されている金額は2020年12月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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