快適な居住空間実現のために必須?!
岡崎市八幡町にて、軒天換気材を取りつけています。夏場は外気温の上昇に伴って、小屋裏の温度は60度を超えてきます。この暑さでは家の構造材である木材にも良い影響は与えません。そこで力を発揮するのが軒天換気材なのです。
軒天に使用する換気用部材です。防火地域なので燃えにくい金属の換気材を使用しています。
換気部材を取りつけたところ。見た目もスッキリしていますね。
軒天換気材は軒天と壁の見切りとして家全体にぐるっと回してあります。ここから小屋裏の空気が外部と行き来してくれることによって、小屋裏の温度を下げ、家を長持ちさせる一助となっています。デザイン性も良く、通気はしますが雨の侵入してくる心配がないので安心です!
また冬期には、お風呂やキッチンの湿気や暖かい空気が部屋の中から小屋裏に流れることによって、結露が発生することもあります。結露は断熱材や木材にカビを発生させる原因となるので、家にとっては大敵です。経年劣化により屋根から雨漏りが発生することもあります。そういった場合も、設計段階で軒天換気材等組み込んでおくことにより、小屋裏の空気の流れが自然と起こり、小屋裏を乾燥した状態に保つことが可能となります。
軒天や軒天換気材、小屋裏の状況は普段ほとんど気にすることがない場所ですが、気にせずとも自然と健全な状況を保てるように設計することで、自然と家の寿命を延ばすことに繋がります。また換気によりカビの発生が抑制されることは、住む方が健康に過ごして頂くことにも繋がっていきますので、内装の工事を行う際も換気設備を増やす等、お客様が長く快適に過ごすにはどうしたら良いのかを真剣に考え、ご提案させて頂いております。
雨漏り対策にも有効?!
昔は軒天と言えば、穴の空いている有孔のケイ軽板にて通気するのが主流でした。しかし、軒天に穴が空いているだけなので台風などで吹上げの風が吹くと雨が入ってしまうことが多くあります。有孔のケイカル板をやめて、軒天換気材を使用することにより、通気を確保しつつ、独自の形状により吹上げの風による雨水の侵入を防ぎます。その結果、大切なご自宅の寿命を延ばすことに繋がります。屋根からの雨漏りや、2階のお部屋の暑さでお悩みの方は、お気軽に御相談くださませ(^^)
記事内に記載されている金額は2020年05月02日時点での費用となります。
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