5年ほど前に先に屋根の塗装と継ぎ目のシーリング工事はされたとの事でしたので残りの外壁塗装工事の見積をさせていただくこととなりました。
各箇所の状態を詳しく見ていきます。
窯業系サイディングとは
窯業系サイディングはデザイン性が高く、豊富なバリエーションのデザインに対応しています。
セメントと繊維質原料、混和材によって成型され、様々なパターンやテクスチャーを実現できます。
経年劣化による症状が現れる前に定期的なメンテナンスが重要です。コーキングの必要性もあり、繋ぎ目部分のチェックや変形の原因に注意することが必要です。
窯業系サイディングは耐久性に優れていますが、定期的な手入れによってその美しさと機能性を保つことができます。
素地そのままでは湿気を吸収してしまう特徴があるので、工場で生産時に表面を塗装して生産されています。
豊富な色のバリュエーションはこの最初の塗装で色を付けます。
しかし、経年により表面塗膜の防水性が劣化し、写真のように手で触れると外壁色の粉が付着することがあります。
チョーキングという塗装工事が必要となる最も有名な現象です。
チョーキングを目安に塗装工事を検討される方が多いです。
新築時はサイディングは当然ながら真っすぐです。
しかし
雨の日⇒湿気を吸収 晴れの日⇒乾燥
を繰り返すことにより、徐々にサイディングが変形します。
変形したサイディングを確認するには、写真のようにしたから外壁を見上げ、影が濃くなっている箇所が変形の箇所です。
変形が進行しすぎるとサイディングが割れ、塗装ではなくサイディングの貼替が必要になることも。
そうなると塗装工事の数倍の費用がかかるので、なるべく劣化が進行する前のお手入れが望ましいのです。
シーリング材は外壁の継ぎ目にあり湿気をお家の中に入れない働きをします。
補修を数年前にされたとの事でしたが、太陽光の影響により隙間が空いたり表面の細かいひび割れが確認できました。
全ての面のシーリング材が同じように劣化していた訳ではありませんが、良い工事をするためにもう一度補修をし直すご提案をさせていただきます。
カーポートのパネルは普段中々掃除できない箇所かと思います。
塗装工事のついでに、このようパネルの汚れも掃除させていただいております。
記事内に記載されている金額は2024年06月10日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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