
破風とは屋根の側面にある部位の名称です。屋根の端に取り付けることで、強風や雨水が屋根内部へ吹き込むのを防ぐ役割があります。特に台風や強風時には、屋根の構造を守る重要な部分です。

近くで見た写真です。
こちらの建物の破風は新築時に破風基材を取り付けた後に現場塗装仕上げとなっていました。
茶色部分が塗装で白く見えるのが基材です。

破風板の素材の種類は①窯業系 ②ケイカル板 ③木材 ④金属系 ⑤モルタルの5種類ほどがあります。こちらの現場は②ケイカル板です。
ケイカル板自体には防水性が無く塗装で保護することが一般的です。写真のようにビスで固定して、塗装しているのですが、塗装の劣化に伴いビス頭に水がまわってしまい錆びた状態でした。

破風の角の部分が隙間になっており水の侵入が心配されますね(>_<)給水により反り返ったり、ビスの固定が緩んでしまうことで隙間が生じていました。

このように破風板が傷んだいる場合は交換か板金で巻きなおすことが好ましいですが、工事の全体的な予算もあり今回は下地処理して再塗装することに。下地処理としてまずは剥がれた塗膜を全て除去します。そしてビス頭から水が入らないようにシーリングで埋めて防水処理を行います。

シーリングで傷んだ箇所のビス頭付近を補修しました。これで水の侵入は防ぐことができました。

角の隙間部分もしっかりと埋めて防水処理します。この後に塗装作業に移りしっかりと保護するとともに防水性も確保します。

こちらが塗装後の写真です。
下地処理を行い再塗装することで見た目もスッキリした印象ですね(^^♪
いかがだったでしょうか。
今回は全体的な外壁塗装の一環として破風の塗装仕上げでの施工でしたが、その他の補修方法として上から金属板を被せる「板金巻きなおし」や交換することも出来ますよ!
板金巻きなおしは1メーターあたりの費用となりますので是非お問い合わせくださいませ(^^)/
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