最近、増えてきたガルバリウムが外壁のお住まい。よく「ガルバリウムは錆びませんからメンテナンスフリー、お手入れの必要はあれません。30年ぐらいは楽に持ちますよ」というセールストークを繰り広げる営業マンがいますが、嘘です。錆びにくいことは事実ですが経年で錆びますし、お手入れも必要です。築年数10年以上ともなれば、外壁塗装も必要となります。今回はガルバリウムの外壁の寿命を伸ばすため日常的なお手入れ方法をご紹介します。
ガルバリウム鋼板の外壁材を製造しているほとんどのメーカーでは日常のお手入れとして、「水洗い」を勧めています。弱めの水流で水をかけるだけで、その頻度は1年に一回です。簡単ですね。これを怠るとメーカーが目安としている耐用年数よりも早く寿命が来たり、早めに錆などが発生することもあります。
メーカーの勧めを覆すわけではないのですが、私たちはそれよりも水洗いの頻度を多くすることをお勧めしています。例えば、台風などが上陸すると海岸から40~50km離れた地域まで雨の塩分濃度が高まるといわれていますし、内陸部であっても寒い山間地域などでは道路の凍結防止に塩化カルシウムが撒かれます。ご存知の通り、塩分は金属の大敵です。金属を錆びさせてしまいます。ガルバリウムといえども、塩分で劣化が早まるのです。以上のことを考えると、1ヶ月に1回とは言いませんが、年に数回は水洗いしてあげた方がよさそうです。道路の凍結防止に塩化カルシウムが撒かれていた地域では春になった今がちょうど洗い時でもあるわけです。
記事内に記載されている金額は2021年06月21日時点での費用となります。
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