外壁塗装を行う際、塗らない部分に塗料が付着することを防ぐためにビニールなどで覆うことを養生と言います。この養生、塗装が終われば、ビニールなどは剥がして捨てられてしまうため、そんなに注目されませんが、実はいろいろと工夫が凝らされているのです。
マスカーという養生材はポリフィルム(ビニール)に布テープが付いてるという便利なもの。サイズはさまざまなものがあり、大きいものでは幅が3600mmもあります。このポリフィルム、見た目はスーパーなどに置いてある半透明のポリ袋にそっくりなのですが、コロナ放電処理という特殊な加工が施されており、何と付着した塗料が垂れ落ちるのを防いだり、飛散してしまうのを防止するのです。また、付着した塗料が乾いても剥がれ落ちることを防ぐ機能もあり、現場では大変、重宝されています。
マスカーのように布テープが付いていないポリフィルムも存在します。これを留めるためにはマスキングテープなどを使うのですが、このマスキングテープにも工夫が凝らされています。まず、接着力がわざと弱めに作られています。これは剥がす際に外壁の新旧塗膜を共に剥がしてしまわないようにです。また、剥がした際に建物側に接着ガムが残らないような工夫もされています。
作業が終われば捨てられしまうものですが、「現場で作業がしやすいように」、「建物を傷つけたり、汚したりしないように」と考えられているのは本当に開発・製造したメーカーに頭が下がります。おかげで私達も安心して工事ができるわけです。
記事内に記載されている金額は2017年07月03日時点での費用となります。
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