2月初旬、雪が降るなどして相変わらず寒い日が続いています。暑い中の通勤・通学も大変ですが、寒い中の通勤・通学も大変です。寒いのが好きという方もおられれば、暑いのが好きという方もおられます。ここら辺は単純に好みの問題なのですが、建物の外壁などは寒暖のどちらの方が好ましいのでしょうか。
太平洋側で関東以南の比較的温暖な地域では発生することはあまりないのですが、寒く氷が頻繁に張るような地域では凍害が発生します。建材に染みた水が氷に変化し、体積が膨張することによって破壊してしまう現象です。水は固体になると、9%程度体積が膨張します。固体は流動性がないので入り込んだ隙間の中で膨張し、その隙間を押し広げ、クラックとひび割れを起こさせてしまうのです。
化学変化は熱によって、その変化が促進されます。寒い時よりも暑い時の方が化学変化が進むのです。ちょっと例えは違いますが、車のバッテリーなども寒い冬はセルモーターが回りにくいのですが、夏はスムースに回りますよね。基本的にはそれと一緒です。劣化には化学変化を含むものもありますから、暑い時の方がそのスピードが早いのです。
結果的には寒さも、暑さも、建物にとっては厳しいと言えます。極端な気象と温度変化は建物にとって好ましくない環境なのです。どちらかというと、建物にとって致命的なダメージとなってしまうのが凍害です。これを防ぐには外壁などに水が染みこまないよう防水機能を保持してあげる必要があります。防水機能を保持するためには外壁塗装による定期的なメンテナンスが必要です。春や秋が外壁塗装シーズンなのは、これから来る極端な気象に備えるためでもあるのです。
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