万全を期していても、事故は時として起こってしまうもの。2018年5月、関西ペイントの平塚事業所において、塗料貯蔵タンクから水性塗料が流出するという事故が起きてしまいました。比較的、環境負荷が少ないと言われる水性塗料ですが流出してしまえば、土壌汚染、地下水の汚染は免れません。この度、その汚染状況調査結果が関西ペイントから発表されました。
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調査結果では塗料貯蔵タンク近辺では地下1mまでの漏洩が確認されたものの、それ以外では検出できなかったと発表されています。また、現状では地下水への汚染も認められないということですから、取り敢えずは一安心です。水性塗料の漏洩物は塗料貯蔵タンクに直下に留まっていると予想されています。水性塗料が流出した原因はタンク内の攪拌機のパドルが脱落し、タンクの底板に穴が開いたためと発表されています。
関西ペイントはグローバル企業であり、国内外に化学工場をいくつも抱えています。化学工場というと危険な薬品も扱っていますから、いざという時のためにしっかりとした対応できるよう、体制が整っているのでしょう。塗料が漏洩した周辺はさまざまなところがボーリングされ、隣接する他社の工場の井戸まで検査をしています。また、同型の塗料貯蔵タンクは点検が現在も行われています。今後のは漏洩した土壌を掘削した後、再度、ボーリング検査と地下水の水質検査を行うそうです。事故後の対応力は素晴らしいと言えるでしょう。
記事内に記載されている金額は2018年08月24日時点での費用となります。
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