防水工事をご検討の際に、ウレタン防水という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。ウレタン防水には、密着工法と通気緩衝工法があり、「違いはなんだろう?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?ウレタン防水の密着工法と通気緩衝工法の違いとは一体何でしょうか。
まず、密着工法とは、狭小部位や既存の下地がウレタン防水の場合に使用可能な工法で、既存のものにウレタンを直接塗布し、防水層を作成していきます。既存の防水層にまず下地の密着性を高めるためにプライマーを塗布し、その後、ウレタン防水材を塗布していきます。その上からトップコートを塗り完成、となります。比較的安価でできますが、下地に水分が溜まった場合には通気をしないため防水層が膨れ上がってしまうこともあります。そのため、
脱気筒の設置ができないベランダなどに適した工法になります。
続いて、通気緩衝工法は、通気性能がある通気緩衝シートというシートの上からウレタン防水材を塗布していく工法です。通気緩衝シートを張ることで湿気を逃がしてくれ、防水層の膨れを防止します。陸屋根など、広い面積の屋上などの防水に適した工法です。また、既存下地がコンクリートの場合、密着工法で行うとコンクリートが発する蒸気により防水層に膨れを発生させてしまいます。そのため、既存下地がコンクリートの場合には通気緩衝工法を使用するのが良いかもしれません。しかし、密着工法よりも費用が掛かることがデメリットです。
このように、同じウレタン防水でも種類が存在し、違いもあります。防水工事をご検討の際は、予め違いを知っておくと良いでしょう。私達、街の外壁塗装やさんでは、防水工事ももちろん行なっております。何でもお気軽にご相談ください。
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