皆様の大切なお住まいには「軒」はありますでしょうか?軒とは、建物の外壁から飛び出している屋根部分のことを指します。日本の古民家では軒が長いお家が多くなっています。軒が長くあるのにはもちろん理由があり、役割もあるのです。一体「軒」はどのような役割を担っているのでしょうか?
軒がしっかりと出ていることで、外壁を保護してくれる役割があります。軒があることで紫外線や雨水などが外壁に当たる範囲を少なくしてくれます。軒があることでお部屋に入る日差しの調節もできますし窓から直接雨が入り込むことも防ぐことができます。紫外線は外壁の塗膜を劣化させてしまうため天敵です。外壁を長持ちさせたい方は軒がしっかりとあるお家を選んだ方が良いかもしれません。
また、近年では
窯業系サイディングの外壁が多く普及されています。窯業系サイディングにはコーキング部分があります。
コーキングは直射日光や直接雨に打たれ続けると劣化が早まる場合もあります。軒があることでコーキング部分へも直接日光や雨水が当たることを防ぐことができます。
このように軒は、外壁
の寿命にも関わってくる役割を担っているのです。しかし近年では、軒がない、または短い「軒ゼロ」住宅も見かけることが多くなってまいりました。軒ゼロ住宅は見た目がとてもスタイリッシュで素敵で、軒を設ける分室内スペースも縮小しなくてはならなかったところが軒ゼロなことにより室内スペースも広く確保できコストも抑えることができるというメリットもあります。しかし、その分雨漏りのリスクも高くなってしまうためこまめなメンテナンスが必要になってきます。
普段何気なく目に入っているお家の箇所にはそれぞれ役割があります。皆様の大切なお住まい、それぞれの箇所の役割を知っておくことも大事なのかもしれません。外壁のことでお困りの際は、私達、街の外壁塗装やさんにお気軽にご相談ください。
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