外壁が汚れていて、気になっていませんか。
自分で掃除するのは大変そう。
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁の汚れの原因別に、適切な掃除方法を具体的な手順と共に解説していきます。
□外壁の汚れの原因と仕組み
1:排気ガスや花粉による汚れ
排気ガスや花粉、大気中の塵埃などが外壁に付着し、時間経過とともに化学変化を起こして黒ずみや変色を引き起こします。
特に、交通量の多い道路沿いや工場地帯、住宅密集地では、排気ガスによる汚れが目立ちやすいです。
2:雨だれによる汚れ
雨水が外壁を伝う際に、ホコリや泥などを巻き込み、筋状の汚れとして残ります。
特に、軒下や庇の下、雨どい周辺など、水が流れやすい場所に多く見られます。
3:カビ・コケによる汚れ
湿気が多い場所や日陰になりやすい場所に発生しやすく、黒や緑の斑点状の汚れとして現れます。
カビやコケは、外壁の素材を腐食させる可能性もあるため、放置すると建物の寿命を縮める原因となります。
4:紫外線による経年劣化
長年、紫外線を浴び続けることで、外壁の塗料が劣化し、色あせやひび割れなどが発生します。
特に、南向きや西向きの外壁は、紫外線に強く当たるため、劣化が進行しやすい傾向にあります。
□外壁クリーニングのやり方
外壁の汚れの原因がわかったところで、次は具体的な掃除方法について解説していきます。
ここでは、一般的なサイディング外壁を例に、安全かつ効果的に外壁クリーニングを行う手順を5つのステップに分けて説明します。
1:準備
まずは、外壁クリーニングに必要な道具を準備しましょう。
・水洗い用のホース
・ブラシ(毛先の柔らかいもの)
・スポンジ
・雑巾
・バケツ
・ゴム手袋
・洗剤(中性洗剤、外壁用洗剤、カビ取り剤など)
・高圧洗浄機(汚れの程度に応じて)
・養生テープ
・脚立(高所作業が必要な場合)
2:養生
水が浸入してはいけない場所を養生テープで保護します。
特に、電源コンセントや窓枠、コーキング部分は注意が必要です。
水がかかると電気回路がショートしたり、コーキングが剥がれたりする可能性があります。
3:水洗い
外壁に付着したホコリや汚れを洗い流すために、水洗いを行います。
ホースの先端にシャワーヘッドを取り付け、水圧を調整しながら外壁全体を丁寧に洗い流しましょう。
ブラシやスポンジを使って、汚れがひどい部分は丁寧にこすり洗いします。
4:洗剤の使用
水洗いだけでは落ちない汚れは、洗剤を使って落とします。
汚れの種類によって適切な洗剤を選びましょう。
・中性洗剤
土ぼこり、軽度な雨だれによる汚れ
・外壁用洗剤
水垢、コケ、排気ガスによる汚れ
・カビ取り剤
カビによる汚れ
洗剤を使用する際は、ゴム手袋を着用し、目や口に入らないように注意してください。
洗剤を塗布した後、ブラシやスポンジでこすり洗いし、十分に洗い流します。
5:高圧洗浄
頑固な汚れやカビは、高圧洗浄機を使うと効果的に落とせます。
高圧洗浄機を使用する際は、以下の点に注意してください。
・外壁に近づけすぎると、塗膜を傷める可能性があります。
・高圧洗浄機は、水圧が強いため、周囲に水が飛び散ります。
養生をしっかり行いましょう。
・高所での作業は、大変危険です。
安全に配慮し、無理のない範囲で行いましょう。
□まとめ
この記事では、外壁の汚れの原因と、適切な掃除方法について解説しました。
外壁の汚れは、放置すると見た目の悪化だけでなく、建物の劣化にも繋がります。
定期的に外壁を掃除することで、建物の美観を保ち、寿命を延ばすことができます。
自分で外壁クリーニングを行う際は、安全に十分注意し、無理のない範囲で行いましょう。
どうしても汚れが落ちない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
記事内に記載されている金額は2024年09月02日時点での費用となります。
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