アスファルトシングルはどんな屋根材?
アスファルトシングルで施工された屋根
田島ルーフィング株式会社のアスファルトシングル
アスファルトシングルとは、ガラス基材にアスファルトを浸透させ表面に石粒を吹き付けて接着してあるもので、
(石粒が付着していないものもある)
一番の特徴はシート状の屋根材と言うところでしょう。シート状の為施工しやすく丸型の屋根などにも簡単に施工できます。
アメリカなどでは100年以上前から使用されており、今もなお大半の屋根材はアスファルトシングルが使われています。
日本で使用できる様になったのはアメリカに比べると最近の話なのでアスファルトシングルの存在を知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。
なのでアスファルトシングルの特徴やメリット・デメリットなどをご紹介したいと思います。
~ 耐久性 ~
10~20年程度が平均的ですが中には25~30年保証の物もあります。
表面に石粒が付着しているものの方が耐久性・対候性共に優れています。
~ 価格 ~
価格も屋根材の中では安い方に分類されます。
~ 重さ ~
こちらも屋根材の中では断トツで軽量です。(9kg/㎡程)
以上の事を踏まえて考えられるメリットは、
・安い・軽量なので耐震性に優れている・防水性が高い・耐久性も他の屋根材に勝らずとも劣らず
そして屋根材の中でもこのアスファルトシングルにしかない特徴の一つとして
カバー工法で施工する際の『被せられる側も被せる側もどちらも可能』であるというメリットがあります。
例えば
現在がスレート屋根で新しくその上からアスファルトシングルを施工 → ◎
現在がアスファルトシングルでその上からガルバリウム鋼板を施工 → ◎
これからアスファルトシングルを施工する場合にカバー工法出来ない屋根材は
・瓦系の屋根、厚型のセメント系屋根材(ご自宅が施工可能かはお問い合わせください)
既存がアスファルトシングルの場合でカバー工法出来ない屋根材は
・瓦などのアスファルトシングルよりも重い屋根材(スレートに関しては条件あり)
ではシングル材のデメリットは?
デメリットは
・シングル材専門の業者がいない為、頼む業者によって技術に差がでる可能性が高い
・風に弱い(シート上で薄く軽量な為)
・防火性が低い(アスファルトなのでどうしようもない)
・飛散物の衝撃に弱い
こうデメリットを見ていると、メリットとしてあげられる理由が故にという事が多いですね・・・
シングル材の施工方法
※勾配が緩い屋根には向かない為施工できない場合もあります
まずシングル材の施工方法の特徴は他の屋根材では使用しない接着剤を使用して施工していく事でしょう。
使用する商品によりそれぞれ保証が効く正式な施工方法がありますが、
基本的にはシングル材の裏面にシングルセメントと呼ばれる接着剤を塗っていきます。
そして貼り付けた後、シングル釘というアスファルトシングル用の釘で固定していきます。
塗るセメントの範囲や幅、釘を打つ間隔や本数が商品によって変わってきますが、
基本的には1枚のシングル材に4本の釘で固定という方法が多いとおもいます。
アスファルトシングルに興味が出た方は
アスファルトシングルに興味を持たれた方は
・ご自宅にアスファルトシングルが施工可能か?
・いくら位で施工できそうか?
など無料でお見積りさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください♪
記事内に記載されている金額は2019年03月25日時点での費用となります。
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