時代とともに進化する外壁材
近年戸建て住宅の外壁にはサイディングが使用されていることが多く
一昔前ではモルタル外壁を使用することが最もポピュラーでした。
時代の流れとともに新しい外壁材が生まれ、
更にそれが進化を遂げて年々良いものが開発されています。
今回は
モルタル外壁から金属サイディングに張替えるメリット
をご紹介していきたいと思います。
モルタル外壁の特徴
クラックが発生しやすい
左官仕上げは他とは代え難い魅力
モルタル外壁の原材料や特徴については
で詳しく書いているので今回は省略させていただきます。
まずは上記コラムをご覧いただけると分かりやすいかと思います。
地震をきっかけに張替えを考える方も
最近弊社でモルタル外壁から金属サイディングに張替る工事を行いました。
元々はカバー工法で金属サイディングを張る予定でしたが着工前に
大阪北部地震が発生し、モルタル外壁に甚大な被害を受けました。
モルタルはどうしても地震などの動きに弱くクラックが入りやすいうえ
重量も重いためクラックが広がった後剥落してしまう事も少なくありません。
地震により発生したクラック
地震の際に完全に剥落した外壁
金属サイディングに張替えた場合のメリットとは
ではモルタル外壁を全て撤去し金属サイディングに張替えた場合の
メリットとして挙げられる事にはどんなことがあるのでしょうか?
①断熱性の向上
金属サイディングは工場出荷時から既に断熱材が裏打ちされています。
その為非常に断熱性が高く
その断熱効果はモルタル外壁の約50倍ともいわれています。
大袈裟に思われるかもしれませんが大袈裟ではないのです。
その為、冬場の光熱費なども抑えることが可能ですね!エコです。
カバー工法(重ね張り)の場合はどうなのか?
既存の外壁の上から重ねて金属サイディングを張った場合も
断熱性は向上します。外壁が2重になるので当たり前ではありますが、
断熱性と同時に遮音性も向上しますね。
②外壁の重さが減少することによる耐震性の向上
張替える場合、既存のモルタルを全て撤去しますね。
そこに新たに金属サイディングを張っていきますが、
外壁を全面張り替えた場合外壁の重さはどれくらい変わるのでしょうか?
答えは、モルタル外壁の約10分の1にまで減少します。
外壁の重さが減少するため耐震性も向上し、建物自体への負担も軽くなります
その為大きな地震をきっかけに外壁の張替えを検討する方も増えています。
カバー工法(重ね張り)の場合はどうなのか?
こちらは断熱性とは反対に向上しません。
これも当たり前ではありますが、既存の外壁を撤去せずに
上から外壁を張った場合外壁材が2重になるので重さは増量します。
その為重ね張りの場合は耐震性の向上はしませんので注意しましょう。
デメリットとして挙げられることは
では外壁をモルタルから金属サイディングに張替える場合のデメリットは
なんといっても大掛かりな工事による工期と費用の問題でしょう。
重ね張りと違い、全ての外壁を撤去するため大掛かりな工事です。
さらには下地の状態が悪ければしたじの工事も必要ですし、
胴縁を取り付ける作業・外壁を撤去した際の雨養生、撤去した外壁の処分費用
などなど、こんなお金もかかるんだ!なんてことも多々ありますので
張り替えを考えている場合は見積書をしっかり確認しなければなりません。
モルタルから金属サイディングに張替えた施工事例
こちらは最近モルタルから金属サイディングに全面張り替えた現場です。
見栄えもガラリと変わり今風なおしゃれなデザインに変わりました。
詳しくはこちらの工事の施工事例をご覧ください。
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記事内に記載されている金額は2019年03月25日時点での費用となります。
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