現在日本で多く普及されている屋根材といえば、化粧スレートです。化粧スレートは塗膜がある状態で販売されていますが、その塗膜は日々の紫外線などのダメージにより年数が経過するとともに劣化していき、防水性や保護機能を失っていきます。化粧スレートは屋根材自体に防水性はほぼないため、塗装を行ない防水性の回復や維持が必要になるのです。この記事では、そんな化粧スレートの屋根塗装の作業工程についてご紹介いたします。
高圧洗浄~下塗り
年数が経過し劣化している状態の屋根材には、苔や藻・カビ、汚れなどが付着しています。そのため、外壁塗装と同様、まずは高圧洗浄を行ないそれらをしっかりと落としていきます。高圧洗浄が終わった後、屋根材にヒビや欠けている部分などがある場合には補修を行ない、その後、下塗りの作業に入ります。下塗りは、下地を強化し上塗り塗料を密着させる役割があります。そして、化粧スレート屋根の塗装工事で非常に重要なのが、縁切り/タスペーサーの設置作業です。化粧スレートは屋根材1枚1枚が重なっていますが、この重なっている部分には屋根内部に入り込んだ雨水を排出するための隙間があります。この隙間は塗装の際に塗料で埋まってしまうため、隙間を確保する縁切りという作業が必要になります。縁切りは上塗り後に行なう作業ですが、近年では下塗りが終わった時点でタスペーサーという部材を差し込み隙間を確保する方法が主流となっています。隙間を確保しないと、雨漏りの原因へと繋がってしまう危険性もあるため、非常に重要な作業です。
中塗り~上塗り
その後は仕上げ塗料の色で塗っていく中塗り、上塗りの作業に入ります。中塗りの段階ではムラなどもありまだ不完全な状態で、上塗りで塗膜の厚みを増し耐久性を上げていきます。また、外壁塗装と同様、屋根塗装でも塗料の乾燥時間は重要です。乾燥時間をしっかりと守り、塗装作業を行ない完了となります。化粧スレートの屋根塗装の作業工程についてご紹介いたしました。化粧スレートの屋根塗装では、屋根材が重なっている部分の隙間の確保が非常に重要となります。私達、街の外壁塗装やさんでは、下塗り後にタスペーサーを差し込む方法でしっかりと隙間を確保しておりますので、ご安心ください。屋根塗装の価格は税込415,800円~となります。お気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年03月24日時点での費用となります。
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