皆様はお住まいの付帯部についてはご存じでしょうか。皆様を守ってくれているのは屋根や外壁だけではありません。お住まい
付帯部にもそれぞれ役割があり、メンテナンスも必要です。付帯部の一つである雨樋は、屋根付近に設置されており屋根面から流れてきた雨水を集め適切に排水し建物の腐食を防ぐという役割を担っています。そんな雨樋にも部位があり、それぞれに名前がつけられています。今回は雨樋の部位の中から「でんでん」についてご紹介いたします。
「でんでん」と聞いて雨樋のどこの部分なのかパッと思い浮かぶ方は少ないのではないでしょうか。でんでんは、竪樋(屋根に対して垂直方向に設置されている雨樋のこと)を固定するための金具のことなのです。形がでんでん太鼓に似ていることから「でんでん」と呼ばれています。このように、お住まいの各部位は何かに似ていることから名前をつけられていることもあります。
でんでんの役割は何でしょうか。雨樋は風に煽られ歪んでしまったり破損してしまう場合がありますが、でんでんはそれらを防ぐ役割を担っています。でんでんの形にも種類があり、雨樋の形状に合わせて変わります。雨樋の形状が丸いものの場合には丸型のでんでん、形状が四角いものには角型のでんでんを使用します。でんでんもお住まいの他の部位と同様、年数が経過すれば劣化します。劣化していると雨樋の固定力が弱まり破損などの原因に繋がってしまう可能性もあるため、変形や破損など劣化している場合には交換が必要です。でんでんが劣化している場合は雨樋自体も劣化していることが多いため、雨樋自体の交換の際に併せて交換を行なうことが多くなっています。
雨樋のでんでんについてお話いたしました。私達、街の外壁塗装やさんでは
雨樋工事も承っております。お気軽にご相談ください。
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