シーリングはサイディングやALCなど外壁の継ぎ目や隙間に充填する材料です。防水性や気密性を保持するためや外壁や屋根のひび割れ補修や端末処理などに使われます。
昔、コーキングが使われていたこともあり一般の方はシーリングのことをコーキングという方もいまだにお見えになります。
シーリングにもアクリル、ウレタン、シリコン、変性シリコンなどたくさんの種類がありますが、中には1成分型、2成分型のタイプもあり、使う場所や用途によって使い分けます。
アクリル
主に新築時のALC目地に使用され、リフォームの場合でも塗装の補修などで使用され、耐久性があまりないので、上から塗装を行う必要があります。
シリコン
ホームセンターでも安価に売られています。一般の方が外壁を補修するのに使われたり、電気などの説備工事でも使われることが多いです。室内の水回りには最適なのですが、外壁に使用するとシリコンオイルが出てくるために、塗装が密着しないのですが、専用のプライマーを塗ることによって塗装できます。
ウレタン(推奨)
外壁や防水など耐久性が高い為に塗装や防水を行う場合に多く使用されている。最近では、外壁に高耐候性の塗料が多く使用されるようになり、シーリング材も30年の高耐候性を持ったものまで出ている。塗料を塗る場合には可塑剤の移行が少なく、塗膜が汚れにくいノンブリードタイプを使用されている。
変性シリコン
シリコンとは異なり乾燥後には塗装ができるシーリング材です。材料によっては専用のプライマーを塗って密着を高める必要があります。サイディングの外壁やタイル目地などによく使用されています。塗り替えの場合でも冬など気温が低い時など硬化が早い為に使用す場合もあります。
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