弊社では、ベランダ、陸屋根の防水改修工事に、リボール式防水という防水工事を施工致します。今回は、そのリボール式防水とはどんなものかご紹介したいと思います。リボール式防水は、アクリル系高分子多成分系共重合エマルジョンに、更に複合材料を加えた画期的な水性塗膜防水材です。かなり難しく聞こえますが、要するに高純度のアクリル水性塗膜の防水材ということです。
防水層は超薄型の層を実現し、抜群の防水性能に加え、溶剤臭がなく環境への負担が少ない、接着性、弾性などの従来の防水材にはない数多くの特性を持っています。安全で極めて合理的な施工を可能にし、構造物の複雑な納まりにもフレキシブルに対応し、新築はもちろん、補修、改修にも威力を発揮します。
リボール式防水の特徴をいくつかご紹介したいと思います。まず1つ目は、環境、人体に優しい防水材であるということです。自然に優しく、安心、安全、健康をキーワードにした生活価値の創出による循環型経済社会づくりに貢献するという理念のもと、長年にわたり水性塗膜防水材の研究開発に取り組んできました。2つ目は、「屋根飛火試験/DR-1635合板下地及びDR-1636セメント板下地」の国土交通大臣認定を取得しました。要は燃えにくい材質であるということです。3つ目は、下地を選ばない強力な接着力があります。リボール式防水は、下地素材と緊密に密着する接着力を持っています。既存防水材を撤去しないで補修や改修が可能なため、工期短縮・コストダウン、更には廃棄物の削減を実現します。アスファルト、ウレタン、シート、FRPなどの防水材、各種金属など多種多様な建築素材に対して、その接着力は変わりなく発揮します。そして4つ目は、強くしなやかな防水層が確保されるということです。リボール式防水は、薄くしなやかにムラのない強靭な塗膜を作ります。薄く伸びてもその強靭さはどこも均一で、驚異的な弾性を持っています。それにも関わらず、塗膜表面は傷のつきにくい硬さを備えています。下地が伸縮しても、リボール式防水の塗膜は剥離することもなく、伸縮による防水性能の低下は起こりません。
これらの特性は、他の防水材と似て非なる効果を持っています。数多くある防水材の中で、弊社がリボール式防水を使用する理由はこういったところにあります。是非、防水の改修工事の際は、リボール式防水を体感してみてください。
記事内に記載されている金額は2019年10月30日時点での費用となります。
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