住宅のデザインは様々です。街中を歩いていても色々なデザインの住宅がありますよね。住宅のデザインによって個性を出すこともできます。近年流行りの「軒ゼロ住宅」についてはご存じでしょうか。日本の古民家では、軒が長い住宅が多くなっていましたが、この軒部分が「ない」または「短い」軒ゼロ住宅が近年流行っています。軒ゼロ住宅のメリットやデメリットとは何でしょうか。
軒ゼロ住宅のメリット
軒ゼロ住宅に分類される家は、「軒の出が25cm以下・ケラバの出が15cm以下」であることです。一般的な住宅は敷地内に軒を納めなくてはならず、軒を設ける分室内スペースも縮小する必要があります。軒ゼロ住宅は軒が短いことで、狭小地でも室内スペースを広く確保できることがメリットの一つです。また、軒部分の建材も不要になるため、建築時のコストも若干抑えることができます。そしてお住まいの外観に個性を出すこともできます。スッキリとした見た目で、シンプルでスタイリッシュなデザインになります。
デメリットは雨漏り発生のリスクが高くなること
軒ゼロ住宅の最大のデメリットが、雨漏り発生のリスクが高くなることです。軒の出が長いことで外壁に雨水が直接当たりにくくなったり、夏は暑い日差しを防ぐことができます。しかし軒ゼロ住宅は軒の出が短いため、雨が降った際に雨水が外壁に直接当たることになります。雨水が直接外壁に当たることで、外壁の劣化進行を早めてしまったり、サッシ部分や屋根と外壁の取り合い部分から雨水が浸入するリスクも高くなるのです。外壁にクラック(ヒビ)がある場合には、そこから雨水が浸入する危険性もあります。近年流行りの軒ゼロ住宅はメリットもありますがデメリットもあります。雨漏りの対策方法は、こまめにメンテナンスを行なうことです。サッシのシーリング部分や屋根と外壁の取り合い部分に不具合が発生していないか、外壁にクラックがないかなどこまめに点検をしましょう。私達、街の外壁塗装やさんでは、無料点検も行なっておりますので、お気軽にご相談ください。
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