皆様のお住まいの外壁の塗膜は日々、雨や紫外線など様々なダメージを受けています。塗膜が劣化すると防水性能が低下し保護機能を失い外壁材の寿命を縮めてしまうため、外壁は定期的に塗装でのメンテナンスを行ない防水性能・保護機能の回復が必要になります。外壁塗装の工程の中には「下塗り」という工程があります。下塗りの工程は、外壁塗装の中でも重要な工程ですが、その理由とは何でしょうか。
下塗りが重要な理由
外壁塗装の塗装作業には下塗り・中塗り・上塗りという工程があります。中塗り、上塗りでは上塗り用の塗料を使用し、ムラなく均一に塗り丈夫な塗膜にするために、中塗り・上塗りと重ね塗りをします。「下塗り」は、中塗り・上塗りで使用する上塗り塗料と外壁材の密着性を高めるという重要な役割を担っています。劣化した外壁表面には凹凸などがあり、下塗りをしないでそのまま上塗り塗料を塗ってしまうと塗膜の剥がれや膨れなど施工不良の原因にもなってしまうのです。密着性を高めるという他にも、下地に上塗り塗料が吸収されてしまうのを防いだり、外壁の色を濃い色から淡い色へ塗り替える場合には思い通りの発色にするためにも下塗りは重要な工程です。
下塗りに使用する塗料は?
下塗りの際に使用する塗料にはいくつか種類があります。主な塗料は「プライマー」「シーラー」「フィラー」です。プライマーとシーラーはほぼ同じ役割となっており、上塗り塗料と外壁材を密着させる接着剤の役割、そして外壁材への上塗り塗料の吸い込みを防ぐ役割を担っています。フィラーは下地調整材で、外壁の凹凸を平滑にならしクラックが浮き出てこないよう覆う役割を担っています。外壁塗装の塗装作業の中でも下塗りは重要な工程です。皆様の大切なお住まい、工事をご依頼される際には工程についても知っておくと良いかもしれません。私達、街の外壁塗装やさんでは、無料で点検・お見積り作成まで行なっております。外壁塗装の料金は税込690,800円~(※ラジカル制御型塗料を使用/総二階・25坪まで)承っておりますので、お気軽にご相談・お問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2022年07月12日時点での費用となります。
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