外壁塗装に使用する塗料の種類は様々です。皆様は「油性塗料」「水性塗料」について聞いたことはあるでしょうか。塗料の主成分は顔料・添加剤・合成樹脂となっており、これらを溶かして塗りやすくするために希釈剤が使用されます。希釈剤に使用されるものによって「油性塗料」なのか「水性塗料」なのかが変わります。今回は、油性塗料についてお話してまいります。
油性塗料は、希釈剤にシンナーなどの有機溶剤が使用されています。ちなみに、
水性塗料は希釈剤に水が使用されています。油性塗料は、水性塗料と比べると耐久性が高いということがメリットの一つです。また、油性塗料は密着性も高く、金属など様々な素材にもしっかり塗装を行なうことが可能で、美しい艶も出やすくなっています。油性塗料は耐久性に優れているため、長持ちさせたいという方へおすすめです。
油性塗料は耐久性が高いことがメリットの一つですが、デメリットは何でしょうか。油性塗料のデメリットいえば、やはり水性塗料と比べにおいが強く、ご家族やご近所の方、環境への配慮が必要になることです。VOC(揮発性有機化合物)を含んでいるため、長時間吸い続けたりすると人体や体調にも悪影響が出る可能性もあります。また、引火性も高いため管理や保管の際に注意が必要です。
油性塗料のメリットやデメリットについて簡単にお話いたしました。耐久性が高く様々な素材に塗装することができますが、においや管理には注意が必要です。
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