現在、日本で多く見かける屋根材といえば「化粧スレート」です。化粧スレートは、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工した人工の屋根材です。屋根材自体に防水性能がないため塗装された状態で販売されており、塗膜によって保護されています。しかしこの塗膜は年数が経過すると劣化し、防水性能と保護機能が低下してしまうため塗装でのメンテナンスが必要になるのですが、化粧スレートの屋根塗装で特に重要な作業があります。それは「縁切り」という作業です。
縁切りは、塗料が硬化した後に塗膜を切って、雨水を排水する際に必要な隙間を確保する作業です。化粧スレートの屋根材が重なっている部分には、屋根内部に入り込んだ雨水を排水する「隙間」が実は存在します。この隙間が屋根塗装の際に塗料で埋まってしまうため、隙間部分の塗膜を切る必要があるのです。隙間が埋まってしまっている状態だと屋根の内部に雨水が溜まることになり、屋根内部の野地板の腐食や雨漏り発生の原因へと繋がってしまいます。
縁切りの作業は塗装後に手作業で行なっていくため、関係ない部分の塗膜も剥がれてしまったり、作業時間がかかってしまうというデメリットがありました。しかし近年では、下塗り後にタスペーサーという部材を差し込み隙間を確保するという方法が主流となっています。タスペーサーを使用すれば、関係ない部分の塗膜も剥がれてしまう心配もなく、作業時間も短くなります。
化粧スレートの屋根塗装で縁切りの作業はとても重要です。私達、街の外壁塗装やさんでは、タスペーサーを使用した
縁切りを標準工法としています。
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