野地板とは屋根の瓦の下にある板です。逆に言えば、野地板の上に瓦が載っているという大事な板です。その野地板も施工の方法により、寿命に凄い差が出るということです。雨は上から降ってきます。その雨を防いで、家の中に雨漏れが無い状況をいつまでも持たせてほしい、その為にも、できれば長く持たせたいというのが我々の考えですね。
これからは、50年、100年の長寿命住宅が求められる時代になってきてます。
その実現には、野地板の寿命を延ばすことが不可欠です。
湿気は大敵です。
通気に問題を抱えた住宅では、築10年も持たずに野地板が腐朽します。
欠陥が無くても20年から、30年で補修するのが一般的です。
これでは超寿命住宅はおぼつきません。
そんな中、湿気を排出する下葺き材の普及を目指す動きがあるとのことです。
良いことですね。
新築の家を見ても、中古の家を見ても、野地板は外見からは見ることができません。
屋根の瓦に隠れています。
屋根の瓦の土台になっています。
その大事な野地板も板には変わりありません。
板ですから、やはり湿気には弱いですね。
野地板の上には防水用のルーフィングが施工してあります。
そのルーフィングに透湿性がないと湿気が野地板に溜まります。
湿気が溜まると、流石に野地板も湿気から侵されてきます。
その為に透湿ルーフィングが開発されました。
湿気を排出する下葺き材、透湿ルーフィングのJISが16年8月に制定されました。
注目点はくぎ穴止水性を規定したことです。
住宅実務者の間では、透湿ルーフィングはアスファルトルーフィングに比べて防水性に問題があるのでは、との不安が根強いです。
整備で不安を払拭できるのか、期待が大きいですね。
記事内に記載されている金額は2019年11月19日時点での費用となります。
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