洗浄が塗装の品質を左右すると言われています。
洗浄にて汚れ、カビ、苔、藻、劣化した旧塗膜などを洗浄にて徹底的に落とします。
そうしないと後々、クレームに繋がることが多々あります。
気をつけましょう。
まずは屋根の洗浄です。屋根の洗浄は、滑りやすいので気を付けましょう。
できるなら、ペアで安全を確認しながら施工するのが一番です。
スレート瓦(コロニアル)の場合、スレートの小口部分や劣化が激しい箇所は、事前にケレンをします。
小口部分を洗浄にて除去しようとすると漏水に繋がることがあります。気を付けましょう。
屋根の洗浄は、気を付けましょう。屋根のスレート瓦(コロニアル)を下から洗おうとすると、屋根材の下に水が入り、
漏水に繋がることがあります。
洗浄の際には、水を当てる場所や角度に注意します。
できるだけ洗浄面に対し垂直方向から洗浄します。
外壁の洗浄の場合も同じことが言えます。
洗浄時に注意する箇所としては、換気口、有孔板、漆喰壁などがあります。
換気口のような開口部はマスカー等で養生します。
有孔板も穴から水が入ることもあります。注意が必要です。
漆喰面を洗浄すると、漆喰が剥がれたりします。軽くブラッシングする程度にします。
また、躯体の目地部分は比較的弱いので、えぐれてしまわないように、軽く洗浄する程度に気を付けましょう。
洗浄には、水圧も気を付けます。
サイディングの場合は、50Kgf/㎝㎡以下の水圧で洗浄します。
プラスチックブラシとの併用で洗浄するのが良いとされています。(外壁材メーカー、ニチハ談)
屋根の洗浄の1例ですが、
屋根の洗浄の場合は、100Kgf/㎝㎡前後の水圧で、しっかり洗浄するのが良いとされています。
また、足場ジャッキの下は、洗浄不足になりやすいので注意します。
周囲への安全配慮も必要です。
洗浄水が通行人に掛からないように配慮します。