今回は換気フードからの雨漏りについてご説明したいと思います。
「そんなことあるの?」と思われるかもしれませんが実際にあった話です。
外壁に備え付けてある換気フード、室内側には換気ファンがついていると思うのですが
台風などの巻き上げる強風がこの換気フードの出入り口に雨水を呼び込んでしまうことがあります。
「そういう雨漏りにならない設計、構造になってはいないの?」
なってます。本来は雨は漏ることはないです。
ではどうして雨が入るのか次の写真で説明します。
写真は換気フードを取り付ける前のものです。
壁の中には塩ビ管が取り付けられていて、室内には換気ファン、室外には換気フードがつきます。
塩ビ管は外側に勾配が傾けられていて、水が入ったりしても外に流れます。
塩ビ管の周りにもコーキング処理なされていて壁の中に水が入るのを防ぎます。
換気フードをとりつけ後もクリアのコーキングで外壁との取り合いを処理していれば水ははいりません。
しかし
1塩ビ管の勾配が室内に傾けられていたら(施工不良)
2塩ビ管周りのコーキングの劣化
3換気フードを止めるビスが緩む
この条件が揃ってしまうと雨水ははいります。
もちろん、台風のような雨風が巻き上げる強風が吹く場合ですが
台風が来てからじゃ遅いですよね。
誰も予想し得ない被害をもたらすのが台風です。
コーキングの劣化は10年が目安なので、ぜひ無料点検で確かめてみてください!
記事内に記載されている金額は2019年07月31日時点での費用となります。
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